Jim Jiminee / Welcome to Hawaii (1999,LP,Re-issue,Vinyl Japan,ASKLP91) 数年ぶりにレコード棚から引っ張り出し、針を落としてみると 「こんなに良かったっけ!?」 と再認識。 1986年、UKハンプシャーにて結成された6人組ビート・バンド。 オリジナル盤は1987年にリリース。ブライトンの海岸で、お上りさん風情を漂わせるおとぼけジャケットで有名な1stアルバムです。 「ハワイへようこそ」というタイトルと内容が噛み合っていないせいか、リリース当時はあまり売れなかったそうです。 自分が所有しているのはVinyl Japanからの再発盤で、購入当時2000円くらいでした。 カタログナンバー「ASKLP91」、刻印は「ASKLP91 A-1-1-/B-1-1-」。 印刷インナスリーブ入、ジャケットとセンターレーベルにはVinyl Japanロゴ有、音質は良好です。 オリジナル盤を持っていないので、手に入れたときは比較してみたいですね。 今改めて聴いてみると、以外と(言っては失礼だが)全編通してポップ感溢れた作品でした。 個人的アルバム屈指の名曲はB-1「A Habit of you」。 やや暑苦しいKevin JamiesonのVo.が、ペナペナなギターのアルペジオとDelphi Newmanの女性コーラスで中和され、スイングするギターポップといった感じでサイコー。 ちなみにこの曲はEP「I wanna work!」(1988,7",12")に収録されています。 再発盤を購入当時は、イントロのホーンからテンションMAXになるクラブヒッツA-1「Town and country blues」や、Haircut100ライクな高速カッティングギターが気持ちいいB-3「Heyday」あたりばかり聴いて、いわるゆ"フロア栄え"する以外の曲は全く触ってなかったんですよね。 ネオアコバブルの時はオリジナル盤が数万円で取引されていたり、DJが掛け過ぎて「Town and country blues禁止令が出た」とのウワサがあったりして、色々と話題には事欠かなかったJim Jiminee「Welcome to Hawaii」で...