2017年7月26日水曜日

White shoes & the Couples company 「Album Vakansi」素晴らしきインドネシアン・ラウンジ・ギターポップ

White shoes & the Couples company / Album Vakansi (2012,LP,Minty Fresh,MF146)

インドネシアより、ジャカルタ出身男女混合6人組ポップバンドの2ndアルバム。
2002年にバンド結成、2005年にリリースされたセルフタイトル「White shoes & the Couples company」でデビュー(なんと、全世界で15000枚も売れたそうです)。

CD自体は2010年にリリースされていましたが、このアナログ盤はMinty Fresh(US)より2012年にディストリビュート。
数量限定リリースで、140gヴァイナル仕様、歌詞印刷のインナースリーブ、ミニポスター付きです(このアナログ盤は、リリース後早い段階で市場から無くなったので、プレス枚数はかなり少なかったと思われます)。


彼らについては、この2ndアルバムから知ったのですが、恐るべし...インドネシアン・ポップサウンド!
ディスコ・ファンクなサウンドにフルートが載っかり、極めつけのパラッパコーラスで即死しました「Selangkah Keseberang」。
イントロのフランスのラウンジ・ポップを醸し出すような雰囲気から、ドライブしていくグルーヴ感のあるサビも素晴らしい「Kampus Kemarau」。



根底にあるのは、おそらくジャズなんですが、そこにシンセサイザー、管楽器、グルーヴ感、そしてAprilla Apsari嬢の洗練されたVo.がトッピングされると、インディポップ~ギターポップ~ラウンジポップへ見事に変身。
全編通してクオリティ高い、まさにタイトル通りに"バカンス"向けな、避暑地メロウ・アルバムに仕上がっています。



White Shoes and The Couples Company - Official
http://www.whiteshoesandthecouplescompany.org/


2017年7月19日水曜日

Jim Jiminee「Welcome to Hawaii」スイングするギターポップ

Jim Jiminee / Welcome to Hawaii (1999,LP,Re-issue,Vinyl Japan,ASKLP91)

数年ぶりにレコード棚から引っ張り出し、針を落としてみると「こんなに良かったっけ!?」と再認識。

1986年、UKハンプシャーにて結成された6人組ビート・バンド。
オリジナル盤は1987年にリリース。ブライトンの海岸で、お上りさん風情を漂わせるおとぼけジャケットで有名な1stアルバムです。
「ハワイへようこそ」というタイトルと内容が噛み合っていないせいか、リリース当時はあまり売れなかったそうです。

自分が所有しているのはVinyl Japanからの再発盤で、購入当時2000円くらいでした。
カタログナンバー「ASKLP91」、刻印は「ASKLP91 A-1-1-/B-1-1-」。
印刷インナスリーブ入、ジャケットとセンターレーベルにはVinyl Japanロゴ有、音質は良好です。
オリジナル盤を持っていないので、手に入れたときは比較してみたいですね。


今改めて聴いてみると、以外と(言っては失礼だが)全編通してポップ感溢れた作品でした。
個人的アルバム屈指の名曲はB-1「A Habit of you」。
やや暑苦しいKevin JamiesonのVo.が、ペナペナなギターのアルペジオとDelphi Newmanの女性コーラスで中和され、スイングするギターポップといった感じでサイコー。
ちなみにこの曲はEP「I wanna work!」(1988,7",12")に収録されています。


再発盤を購入当時は、イントロのホーンからテンションMAXになるクラブヒッツA-1「Town and country blues」や、Haircut100ライクな高速カッティングギターが気持ちいいB-3「Heyday」あたりばかり聴いて、いわるゆ"フロア栄え"する以外の曲は全く触ってなかったんですよね。

ネオアコバブルの時はオリジナル盤が数万円で取引されていたり、DJが掛け過ぎて「Town and country blues禁止令が出た」とのウワサがあったりして、色々と話題には事欠かなかったJim Jiminee「Welcome to Hawaii」でした。




Jim Jiminee - Wikipedia 
https://en.wikipedia.org/wiki/Jim_Jiminee
Jim Jimineeの思い出とか - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2013/08/jim-jiminee.html

2017年7月12日水曜日

Hoops「Routines」2017上半期ベスト!メロディックなギターリフが泣ける優良アルバム

Hoops / Routines (2017,LP,Fat Possum Records)

これかなり良いです!
レビューサイトPitchforkでは、”lo-fi bedroom rock project”と形容されていた、2014年結成のUSブルーミントン出身4人組バンド。

2017年リリースのデビューアルバムは、限定のカラーヴァイナル仕様/通常のアナログ盤、CD、デジタル、なんとカセットでもリリースされます。
ちなみに通常流通のアナログ盤は、グラフィック・インナースリーブ、DLコード付きでした。

本数限定のカセット仕様

A-1「Sun's Out」からヤラれました。
インストに近いナンバーですが、例えるならば、ビートに乗った”明るめのReal Estate”といった感じでしょうか。ギターのメロディが素晴らしい。


エフェクトの効いたダウナーなVo.と、メロディックにとろけようなギターリフが乗っかる所は、Weird dreams 〜 Washed out 〜 the Pains of being pure at heartのようでもあり。
全編捨て曲無しの好アルバムなので、是非bandcampなどで視聴してみてください。
個人的には2017年ベストアルバムTOP5に入るくらい気に入りました。




Hoops - bandcamp 
https://hoops.bandcamp.com/album/routines
Hoops - Fat Possum Records 
http://fatpossum.com/artists/hoops/
Routines Album Review - Pitchfork 
http://pitchfork.com/reviews/albums/23258-routines/

2017年7月10日月曜日

V.A.「C88」:Sarah、Creation、53rd&3rd、Subway…キラートラックだらけのコンピレーション

V.A. / C88 Deluxe (2017,3CD Box Set)

NME監修、伝説のインディコンピ「C86」は、インディポップファンにはバイブル的存在でしょう。


現在でも人気を反映してか、その「C86」を題材にして”架空”コンピレーション「C87」が2016年に作成されました。
そして2017年、さらに続編として「C88」が3CD+ブックレットのBOX仕様で登場!



今回はSarahやCreation、53rd&3rd、Subway Org.レーベルを中心とし、ネオアコ〜ギターポップ〜アノラックファンにはキラートラックだらけ。個人的には「C88」が一番好きです。
このCDを垂れ流すだけで、クラブイベントが成立してしまうほどの収録曲は下記の通り。

【DISC 1】
1. ON TAPE – The Pooh Sticks
2. ELEPHANT STONE (7” Version) – The Stone Roses
3. WHERE DO YOU GO (Flexi Version) – The Popguns
4. (WILL NOBODY SAVE) LOUISE – The Man From Delmonte
5. ARE YOU HAPPY NOW? (Molesworth Version) - The Charlottes
6. THE THINGS YOU WANT – The Snapdragons
7. ONE SUMMER – Moss Poles
8. LIES – Bridewell Taxis
9. DEFY THE LAW – The Orchids
10. HAPPY LIKE YESTERDAY – The Groovy Little Numbers
11. JULIE CHRISTIE – The Driscolls
12. HIGH – Choo Choo Train
13. CREMATION TOWN – The Poppyheads
14. TATTERED, TANGLED AND TORN - Bradford
15. SO HAPPY TO BE ALIVE – Thrilled Skinny
16. SISTER GOODBYE – The Prayers
17. ANORAK CITY – Another Sunny Day
18. SHE’S GONE – The Train Set
19. BARNOON HILL – Pacific
20. FOREVER HOLIDAY (Ediesta Version) – Blow-Up
21. MARY’S GARDEN – The Mock Turtles
22. THE PENNINE SPITTER – King Of The Slums
23. COLOURS AND SHAPES (Demo) – Pale Saints
24. THE BALLAD OF JET HARRIS – Apple Boutique

【DISC 2】
1. THE HILL – The House Of Love
2. DYING FOR IT – The Vaselines
3. KIRSTY – Bob
4. SLACK TIME – Cud
5. PLEASE RAIN FALL – The Sea Urchins
6. SHAME ON YOU – The Darling Buds
7. PRIZE – Kitchens Of Distinction
8. TOO MANY SHADOWS– The Heart Throbs
9. DO IT FOR FUN – The Bachelor Pad
10. THEY FELL FOR WORDS LIKE LOVE – Hangman’s Beautiful Daughters
11. GIVING WAY TO TRAINS – Murrumbidgee Whalers
12. WHAT’S GOING DOWN – The Shamen
13. HEAVEN KNOWS – The Flatmates
14. SPELL IT OUT – The Waltones
15. MRS SUSAN SPENCE – The Wilderness Children
16. YESTERDAY – The Nivens
17. REAL WORLD – Baby Lemonade
18. VILLAGE GREEN – The Clouds
19. FIRE ESCAPE – Rote Kapelle
20. MAD DOGS – Emily
21. THE 18:10 TO YEOVIL JUNCTION – Bubblegum Splash
22. MICHAEL FUREY – Metro Trinity
23. THEME FROM COW – Inspiral Carpets

【DISC 3】
1. SUN, SEA, SAND – The Revolving Paint Dream
2. SURFAROUND – The Fizzbombs
3. PLASTER SAINT – The Church Grims
4. CRUSH THE FLOWERS (Demo) – The Wake
5. SUNSHINE THUGGERY – The Siddeleys
6. CLEAR - Whirl
7. A MILLION ZILLION MILES - Annie & The Aeroplanes
8. YOU OPENED UP MY EYES - Fat Tulips
9. CINCINNATI – Holidaymakers
10. THE CAMERA LOVES ME – Would-Be-Goods
11. ANYWHERE BUT HOME – The Caretaker Race
12. WHO WORKS THE WEATHER – The Great Leap Forward
13. CUBANS IN THE BLUEFIELDS – East Village
14. BYTHESEA ROAD – The Haywains
15. THE OLD ROAD OUT OF TOWN (12” Mix) – The Wishing Stones
16. SHAKE – The Corn Dollies
17. LAND OF GOLD – Bluetrain
18. THE SUN SLID DOWN BEHIND THE TOWER – Reserve
19. APPLE OF MY EYE - Remember Fun
20. MORNING O’GRADY - Yeah Jazz
21. DON'T BURY ME YET – The Raw Herbs
22. CURRY CRAZY - Bad Dream Fancy Dress
23. ON MY WAY – The Claim
24. GLASTONBURY - Rodney Allen



C88 Various Artists: Deluxe 3CD Box Set – Cherry Red Records 
https://www.cherryred.co.uk/product/c88-various-artists-deluxe-3cd-box-set/

2017年7月5日水曜日

Homecomings「Play Yard Symphony」リードトラックのMVが公開

Homecomings / Symphony (2017,CD)

7月にリリースされたHomecomingsのニューEP「Symphony」より、リードトラック「Play Yard Symphony」のMVが公開されました。


MVの冒頭〜イントロの描写は、まるでスウェーデンのパワーポップ・バンドthe Wannadies「Bagsy Me」のジャケットのようで美しい。


サビでの感情が溢れでるようなストリングスと、アタックの効いたギターフレーズもまた気持ちがよく、クラブで聴くとバーストする光景が浮かびます。
2017年9月のツアーでは、広島での追加公演が決定したので日程が合えば見に行きたい。。。



Homecomings - Official
http://homecomings.jp/
Homecomings「Somehow,Somewhere」京都発、ギターポップバンド - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2016/04/homecomingssomehowsomewhere.html

2017年7月3日月曜日

Washed out「Mister mellow」チルウェイヴ・サウンドの3rdアルバム、CD+DVDでリリース

Washed out / Mister mellow (2017,CD+DVD,Stones Throw)

2009年デビューのUSジョージア出身のSSW、Ernest Greeneが「Washed out」名義で活動するサウンドユニット。

2011年にSub Pop(US)より、1stアルバム「Within and Without」をリリース。
ローファイ〜シンセポップ寄りの新しいサウンドで、当時Washed outは"チル・ウェイヴ(the Chillwave Movement)"というジャンルでの、代表格のひとつとして扱われていましたね。



前作2nd「Paracosm」(2013,Sub Pop)より、4年ぶりとなるこの3rdアルバム。
1st、2nd共にアナログ盤でもリリースがあったのですが、今回3rdのフィジカルは、CD+DVDの2枚組のみとなっているようです。後からアナログ盤リリースってことはないですよね?
あと、ジャケがちょっとダサい…これまでのアートワークが良かっただけに少々残念。





Washed Out - Official
http://washedout.net/
Washed Out - Stones Throw Records 
http://www.stonesthrow.com/washedout
Washed Out「Paracosm」:Goodサウンド、Goodワールド - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2013/09/washed-outparacosmgoodgood.html

2017年6月28日水曜日

Brent Cash「the New high」マジカル・メロウ・ポップス健在の3rdアルバム

Brent Cash / the New high (2017,LP,Marina Records)

USアセンズ出身のSSW、マジカルポップを描き続けるBrent Cashの3rdアルバムになります。
リリースはドイツ・ハンブルグの老舗レーベル、Marina Recordsより。アナログ盤は、歌詞インナースリーブ付きの仕様です。

話は少し外れますが、「Marinaから久しぶりに買うな〜」と思って自分の購買履歴を調べたら、2014年のthe Pearlfishers「Open up your Colouring Book」(catalog:MA77)以来でした。
1993年設立から今日まで、近年は細々とですが優良アーティストをリリースし続けてくれるMarinaの功績は、もっと知られても良いかなと。アートワークのデザインも統一感があり、それも含め評価すべき点だと個人的には思います。


さて内容は、超名盤1st「How will I Know if I'm awake」(2008,MA71)から聴いている方なら想像できると思うのですが、あのメロウなオーケストラル・ポップス路線がそのままです。
Brent Cash節全開のピアノバッキングが最高な「Every inflection」、クラシカルなメロディワークに澄んだ唄声が載っかっていく「Out for blood」。
この3rdアルバム、全編通して落ち着いて聴いてほしい一枚に仕上がっています。

もう贅沢は言いません。前述のthe Pearlfishers同様、リリースペースはのんびりとでも良いので、いつまでもアルバムを作製してもらいたいアーティストの一人です。






Brent Cash - Official
http://www.brentcash.net/
Brent Cash/The New High - Marina Records 
http://www.marinarecords.com/ma81.html

2017年6月26日月曜日

Matthew Sweet「Tomorrow forever」ニューアルバムがリリース、Velet crushやthe Orange peelsメンバーも参加!

Matthew Sweet / Tomorrow forever (2017,CD,LP)

久しぶりだー!
USネブラスカ出身、「Girl Friend」(1991)、「100% Fun」(1995)など名盤多数のSSW。
「Modern Art」(2011)以来、ソロ名義としては6年ぶりとなるスタジオアルバムが、CDとアナログ盤でリリース。


先行視聴「Trick」では、力強いソリッドなギターが初期のMatthew Sweet節全開でとても懐かしい。
レコーディングには、Paul ChastainとRic Menck(共にVelet crush)、John Moremen (the Orange peels)も参加しており、往年のファンには期待大のアルバムになりそうです。




Matthew Sweet - Official
http://www.matthewsweet.com/

2017年6月21日水曜日

Real Estate「In Mind」円熟のメロウポップス全開、快作4thアルバム

Real Estate / In Mind (2017,LP,Domino)

USニュージャージーのメロディアスな5人組ギターバンド。
2016年に若干のメンバー入れ替えがあり、Matt MonadileがDucktails(こちらも好バンド!)活動に集中するため脱退。
円熟の域に達しつつある今作4thアルバムは、イギリスDomino Recordsより。
アナログ盤は見開き仕様、DLコード付き、枚数限定にてリリース。


1曲目からReal Estate節が溢れる、含みのある暖かいギターワークが最高な「Darling」。泣けます。


ここまで作品を重ねてもブレない、淡々とした彼らが好きなんですよね。
「Stained Glass」でも見られるキーボードのハーモニーと、"唄う"ギターアルペジオあたりは彼ららしくもあり、全編通して決して派手さはないけど、聴けば聴くほど好きになるスルメ盤でしょうか。
今までのアルバムを持っている方には、間違いなくオススメできます。




Real Estate Web
http://www.realestatetheband.com/
Real Estate:文句無しのドリーミーサウンドが続いてる - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2015/02/real-estate.html
Ducktails「the Flower lane」:Real Estateギタリストのサイドプロジェクト - Tempting Soda Records
http://tmp-soda.blogspot.jp/2013/05/ducktailsthe-flower-lanereal-estate.html

2017年6月19日月曜日

Asia fields「Goodbye frank 」Firestationレトロスペクティブ、マンチェとファンカラティーナの気持ち良いクロスオーバー

Asia fields / Goodbye frank (2017,LP,Firestation Records,FST146)

1985年、Vo.のGraham Maleyを中心に結成された6人組バンド。
昨今、過去の名バンドを発掘しコンパイル・リリースに定評あるFirestation Records(GER)より、CDとアナログ盤にてジャケ違いでリリース。
CDは300枚、アナログ盤は手書きナンバリングで200枚限定となっています。

同レーベルよりリリースされた、レア音源発掘コンピ「The Sound Of Leamington Spa Vol.1」(2000)にも収録されていたこのバンド。

過去リリースシングル
「Burst」 (12”,1990)
「Friction」 (12”,1993)
「Crazy caroline」(CD-S,1998)
「Burst」(12”,1990)

90年代数多くいたであろうマンチェスター出身グループの中でも、3枚のシングルを残しており、それなりの評価を得ていたのではないでしょうか。


このコンピアルバムの構成は、最初2枚のシングル+未発表音源。そしてアナログ盤ボーナスとて「Dazed」のライブ音源を収録。
なんといっても、A-1「Dazed」が素晴らしい。高速カッティングギターが光るマンチェ風味、コンガアクセントのファンカラティーナが気持ちよくクロスオーバー。


ソウルブレンドなWowギターと男くさいVo.で、エセStyle Council雰囲気なA-3「Ain't That Just What Love Is」、コーラスも入って哀愁ロックなB-2「Chances」など、あんまり”マッドチェスター”の感じがしない聴きごたえのあるアルバムです。


Firestation Records
http://www.firestation-records.de/

2017年6月14日水曜日

Swimming tapes「Souvenirs EP」ギターポップ・ファンはマスト!なドリームポップ、新曲追加でデジタルEPをリリース

Swimming tapes / Souvenirs EP (2017,Digital EP)

UKロンドン出身、5人組インディ・ポップバンド。
2016年に彼らは、シングル「Souvenirs」をデジタルリリースにてデビューし、同年「Set the fire / Souvenirs」を7インチアナログ盤で初フィジカルリリース。

今デジタルEPは、これまで発表された3曲に新曲1つを追加してbandcamp等にてニューリリース。

クリアなVo.と、そよ風のようなドリームポップで、じわじわと世界中のインディファンを魅了。インディ・ポップ~ギターポップ~ベッド・ルームポップ~チルウェイヴ・ファンあたりには気に入ってもらえるバンドかと思います。






Souvenirs EP : Swimming Tapes - bandcamp
https://swimmingtapes.bandcamp.com/album/souvenirs-ep
Swimming Tapes - Facebook
https://www.facebook.com/swimmingtapes/
Swimming Tapes「Souvenirs」:イントロから最高!ドリーミーな新人ギターポップバンド from UK - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2016/03/swimming-tapessouvenirs-from-uk.html

2017年6月12日月曜日

Lia Pamina「Love is Enough」ボサノバ~ソフトロック路線の美しいデビューアルバム

Lia Pamina / Love is Enough (2016,LP,Elefant Records)

スペインの女性SSW、Lia Paminaのデビューアルバム。
今作はレーベルメイトでもある、the Yearning(UK)のJoe Mooreとの共作だそうです。
LPアナログ盤は限定500枚、ピクチャー仕様インナースリーブ、DLコード付きです。

彼女は、2014年にシングル「How come I」を限定7インチにて、Elefant Recordsよりリリースしてデビュー。
Astrud Gilberto~Margo Guryan~Blossom Dearieの影響下にあると公言しているだけあって、ボサノバ~ソフトロック路線で美しい好アルバムになっています。

「Para Los Dos」あたりは、心地良きシエスタ雰囲気のソフトボッサで思わずうっとり。美麗なルックスとソフトな歌声、そしてElefantのレーベルカラーにマッチした60'sな雰囲気で日本でも人気が出そうですね。





Lia Pamina - Elefant Records
http://elefant.com/bands/lia-pamina/discography
Lia Pamina - Facebook
https://ja-jp.facebook.com/liapamina/





2017年6月7日水曜日

the Pains Of Being Pure At Heart 7月リリース予定の4thアルバムより音源「Anymore」が到着


USのシューゲイザー・バンド the Pains Of Being Pure At Heart、新曲「Anymore」の音源が到着。
2017年7月リリース予定の、4thアルバム「The Echo of Pleasure」より。


アグレッシブなドラムパターンに、哀愁的なメロディとギターフレーズ。
アルバムを重ねるごとに初期の瑞々しさが、彼(ら)らしく良い意味でまろやかに変化してる気がします。
いやぁ、いい曲です。何回も聴きかえしました。



メンバーが徐々に脱退していき、Kip Bermanの個人バンドとなった今。
「次のアルバムは出ないだろうな…」と個人的には思っていましたが、久しぶりにアルバムリリースのニュースを聞いて安心しました。と同時に「これがラストかな」と不安もよぎるのです…。

この4thアルバムは、日本では6月末にCDが先行リリース。
下記公式ウェブサイトによると、初回プレスで限定ゴールド・カラーヴァイナル(500枚)、通常アナログ盤(1500枚)、カセット(100本)もリリース予定だそうです。




The Echo of Pleasure [07.14.2017] - Official
http://thepainsofbeing.limitedrun.com/products/592875-the-echo-of-pleasure
The Pains of Being Pure at Heart Announce New Album, Share New Song “Anymore” - Pitchfork 
http://pitchfork.com/news/73491-the-pains-of-being-pure-at-heart-announce-new-album-share-new-song-anymore-listen/
The Pains of Being Pure at Heart が4作目となるニューアルバム『The Echo Of Pleasure』を 7/14 リリースが決定 - indienative 
http://www.indienative.com/2017/05/the-echo-of-pleasure

2017年6月5日月曜日

Lucky Soul 8月リリース予定の3rdアルバムより、先行シングル「No ti amo」のPVが公開


2005年、UKグリニッチにて結成され、60's〜ソウルブレンドなポップサウンドを聴かせてくれる女性Vo.バンド。
日本でもヒットしたデビューアルバム「the Great Unwanted」(2007)、2nd「A Coming of Age」(2010)とアルバムをリリースした後、音沙汰がなかったのですが…。


ついに、7年ぶりとなる3rdアルバム「Hard Lines」が、2017年8月にリリース予定とアナウンスされました。
そしてアルバム内より、5月に先行リリースされたシングル「No ti amo」のPVが公開。


3rdアルバム、ジャケットはこのバンドのアイコンでもあるAli Howardをコラージュした作品に。
CDとアナログ盤でリリース予定。アナログ盤は2枚組で、カラーヴァイナル仕様。
また、下記公式サイトにて、サイン入り特典盤を先行予約受付中だそうです。


Lucky Soul - web Shop 
http://luckysoul.co.uk/
@WeAreLuckySoul - Twitter 
https://twitter.com/weareluckysoul


2017年6月1日木曜日

「The Sound Of Leamington Spa」ネオアコ〜ギターポップ・コンピの金字塔

V.A. / The Sound Of Leamington Spa Vol.1 (2000,LP,Firestation Records
,FST008)

ドイツの老舗レーベルFirestation Records(旧Firestation Tower Records)よりリリースされていた、コンピレーションシリーズ。
ネオアコ〜ギターポップファンからは、通称”レミスパ”で親しまれてますね。

A級〜カルト級〜ヘッポコなZ級まで、世界中のレアなバンドの音源をコンパイルし、2000年にVol.1からリリース開始。
その衝撃的(?)な内容に当時のネオアコファンは心打たれ、このコンピを羅針盤にして泥沼のレコード探索へ入っていくのでした…。2009年にリリースされたVol.6を区切りにして、このシリーズは一旦完結しました。

ちなみにリリース年とフォーマットは、
 2000 Vol.1 CD,LP
 2002 Vol.2 CD,LP 
 2003 Vol.3 CD
 2003 Vol.4 CD
 2005 Vol.5 CD
 2006 Vol.6 CD
コンプリートしてる人、いるかなー?

そして時を経て2013年に、FSTカタログ100番を記念した3+1枚組コンピ「Still Mad At Me? 15 Years Firestation Records 1998-2013」がリリースされたのですが、なんとレミスパvol.7が同梱されました。
まだ終わってなかったんかい!(もちろん即買いしたけど笑)



さて、冒頭のVol.1(LP)の収録曲は以下の通り。
 A1–The Pooh Sticks/Indiepop Ain't Noise Pollution
 A2–Episode 4/Strike Up Matches
 A3–Big Red Bus/Cathedral Walls
 A4–The Man From Delmonte/Drive Drive Drive
 A5–Hey Paulette/I Really Do Love Penelope
 A6–Where Gardens Fall/Search
 A7–The Anyways/Silver
 A8–Metro Trinity/Spend My Hole Life Loving You
 A9–The Hepburns/Andy & Valerie
 A10–Asia Fields/Dazed
 A11–The Siddeleys/Sunshine Thuggery

 B1–Hot Rain/Time Is On Our Side
 B2–The Desert Wolves/Mexico
 B3-The Clamheads/Summer's Coming Down
 B4–Sister Rain/Burt Reynolds
 B5–Cherry Orchard/So Blind
 B6–North Of Cornwallis/Billy Liar
 B7–The Windmills/The Day Dawned On Me
 B8–Last Party/Barbecued
 B9–The Wishing Stones/Beat Girl
 B10–The Aurbisons/Holy Cow

これがリリースされた2000年当時、自分はイマイチねピンと来なかったんですよね。
有名どころのThe Desert WolvesやThe Siddeleys、Cherry Orchardあたりを好んでいたのですが、その他の多くは「レアな曲」という認識しかなくて。

ところがですねー不思議なもので20年弱経って、今改めて聴いてみると…良い曲ばかりでした!すみません恥ずかしい限りです。
しかも、2017年に編集盤がリリースされたAsia Fields、Vol.1に収録されていたのを今さら気が付いたよ笑
ここにきてやっとレミスパが味わえるくらい耳慣れして、色々なレコードを聴いてきたおかげなのかなあと感じるのでした。




V.A./Still Mad At Me? 15 Years - Firestation Records 
http://www.firestation-records.de/CAT/fst100-stillmadatme.html
Tempting Soda Records: Firestation recordsの記念コンピがリリース&あの頃の7インチのストックをちょい見せ
http://tmp-soda.blogspot.jp/2013/10/firestation-records7.html

2017年5月29日月曜日

the Primitivesのニューシングルが10インチアナログ盤にてリリース

The Primitives / New Thrills (2017,10”,Elefant Records)

2012年に見事復活を果たした、ガールズ・ギターポップバンドのレジェント。
2017年のニューシングルは、スペインのElefantよりアナログ盤にて1000枚限定でリリース。
ジャケットがメチャかっこいいですね!


ドライブするギターフレーズに、TracyのキャンディVo節が乗っかる感じが相変わらず健在です。


The Primitives / New Thrills - Elefant Records 
http://elefant.com/album/15680/new-thrills
The Primitives - Facebook
https://www.facebook.com/ThePrimitivesOfficial

2017年5月24日水曜日

Neleonard「Las Causas Perdidas」スペインElefantより男女混合インディポップ

Neleonard / Las Causas Perdidas (LP,2016,Elefant Records) 

バルセロナより男女混合6人組バンド、リリースはスペインの老舗レーベルElefant Recordsから。
2014年にミニアルバム「Agosto」にてデビュー、2016年に待望のファーストアルバムです。
アナログ盤は500枚限定で、DLコード付き、クリアヴァイナル仕様です。

パラッパ♪コーラス + 泣きのストリングス。もう1曲目「Reluces」からヤバいです。



Nosotrashのメランコリア、Nizaのハーモニーポップ、La Pequena Suizaの素朴な佇まい…と、アルバム全編通してElefant Recordsのレーベルメイトでもある、彼らの良いところを集めた(と言ったら言い過ぎか?)ド直球なインディポップ〜ソフトロックを聴かせてくれます。
男女ツインVo.も相まって、要は”レーベルカラーにドンピシャ!”なんですよね。




Las Causas Perdidas - Elefant Records bandcamp
https://elefantrecords.bandcamp.com/album/las-causas-perdidas
Neleonard - Elefant Records 
http://elefant.com/shop/album/15654/las-causas-perdidas

2017年5月22日月曜日

Haircut One Hundredの2ndアルバム「Paint and Paint」が初CD化

Haircut One Hundred (HAIRCUT 100)/ Paint and Paint (CD,2017,Cherry Red)

1984年にリリースされた「Paint And Paint」が、なんと2017年になって初のCD化。
日本盤CDはBad Feeling(Disc Union,JPN)から、輸入盤CDはCherry Red(UK)からリリース。


オリジナルトラック+ボートラ、さらにVer.違いまで全30曲、2枚組み特別仕様でリリースされます。さらに20ページのフルカラーブックレットまで付くというサービスっぷり。

あまりにも有名な1stアルバム「Pelican West」(1982)があり、そしてNick Heyward脱退後のリリースとあってマイナーな(もしかして忘れられた?)存在であった本作。
だからこそ、上記のような豪華仕様にしないと買う人がいないのかも…泣

ちなみに当時、この2ndのアナログ盤(Polydor流通)は本国UK盤以外にも、日本盤、スペイン盤、ユーロ盤、アジア盤(シンガポール、香港)…と全世界でリリースされていました。
それにしても、何で今までCD化されなかったんでしょうね。


Haircut One Hundred - Official 
http://www.haircutonehundred.net/
Paint And Paint(Deluxe Edition) - Cherry Red Records
https://www.cherryred.co.uk/product/paint-and-paint-deluxe-edition/
HAIRCUT 100/ヘアカット100/ペイント・アンド・ペイント デラックス・エディション - diskunion.net ONLINE SHOP
http://diskunion.net/rock/ct/detail/XAT-1245669676

2017年5月15日月曜日

Wallflowerのニューシングルが透明感のあるハーモニーポップで良い

Wallflower / Nowhere (7″,2017,Fastcut Records)

大阪出身、男女5人組のインディバンド。
過去には「Filled with Flowers EP」(CD,2012)、「Dreamy Days」(7”,2013)をFASTCUT RECORDS(JPN)よりリリースし、日本のみならず、世界のインディポップ・ファンから注目されました。
最近では、「Out To Sea」(CT,2015)がMiles Apart Records(JPN)からリリースされています。


最新作「Nowhere」はFASTCUT RECORDS(JPN)より、7インチにてリリース。
しかも、今回はミニジンが付くそうです。

さて曲の方ですが、ロマンティックなシンセのイントロからヤラレました。
彼ららしいドリーミーさに、Late 90’s北欧ポップを彷彿とさせるエッセンスがプラス。透明感のあるハーモニーポップは、the Cardigans〜the Shermans〜Dylan Mondegreenファンにもリーチするはずです。






Wallflower - Tumblr
http://wllflowr.tumblr.com/
Wallflower – Nowhere (7″) Late May, 2017 Release - Fastcut Records 
http://fastcut.jp/wallflower-nowhere

Tempting Soda Records: Wallflowerという、大阪のインディ・バンドがとても良い 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2012/04/wallflower.html

2017年5月8日月曜日

the Sun Days「Album」久しぶりに女性Vo.直球ギターポップ

the Sun Days / Album (2016,LP,Luxury)

コレ良いです。
スウェーデン、イエテボリよりデビュー、女性Vo.5人組ギターバンド。
アナログ盤は、USのRun for coverより500枚限定にてディストリビューション。
グレイのカラーヴァーナルで、なぜが45rpm仕様。

スウェディッシュ・ポップというより、どちらかというと疾走系USインディな感じです。
まずは1曲目に収録されている「Don't need to be them」を聴いてほしい。

高速カッティングギターと、Vo.のElsaの伸びやかな歌声がギターポップど真ん中!
あの淡白なモノクロジャケットと、プロフィール写真からは想像つかない、このキラメキ具合はどこから来るんだろうか(笑)

↑どこかシューゲイザーバンドのような出で立ちである

レーベルメイトでもある、Alpaca Sportsのような清涼感ギターポップ系や泣きの入ったサーフ・ロック系まで、ペロリとアルバム全編聴きごたえありますよ。
インディ〜ギターポップファンには間違いなくオススメです!


ところでなぜこの時代に、検索で引っかかりにくそうな単純なバンド名にしたんだろう。あと、バンド名が某80’sネオアコバンド”Sundays”と紛らわしいけど、こちらは”Sun”と”days”区切るらしい。お間違えなく。
公式YoutubeやBandcampでも視聴できるから、是非とも全曲聴いてみてほしい。



The Sun Days - bandcamp
https://thesun-days.bandcamp.com/
The Sun Days/Album - YouTube 
https://www.youtube.com/playlist?list=PLxwHtUHlFZ5FdO9LUnOFGXHfXMaA1tboF

2017年4月28日金曜日

Microstarの2ndアルバム「She got the blues」がアナログ盤でリリース

Microstar / She got the blues (2017,LP,Vivid Sound)

待ってました!
2016年にCDでリリースされていましたが、待望のアナログ盤が2017年5月にリリース予定だそうです。
この2ndアルバム「She got the blues(シー・ガット・ザ・ブルース)」は、1st「Microstar album」より8年ぶりです(ちなみに1stアルバムも、アナログ盤が限定にてリリースされていました)。


1stに引き続き、魔法が掛かったようなシティポップ~スウィート・チューン路線は変わらず。特にミディアムテンポのバラードは泣ける曲多し。

まずは公式Youtubeで、この2ndアルバムの"ダイジェスト版"で視聴をどうぞ。




microstar WEBSITE 
http://www.mentalsketch.com/microstar/

2017年4月26日水曜日

Jay Som「Everybody works」心地良き女性Vo.ローファイ・オルタナサウンド

Jay Som / Everybody works (2017,LP,Polyvinyl Records

USオークランドから、Melina DUTERTEのソロプロジェクトJay Somの2ndアルバムです。

彼女を紹介するキーワードは「ドリームポップ」「ノスタルジック」「ベッドルーム」と色々あるけど、個人的にラベルを貼るとすれば「女性Vo.ローファイ・オルタナサウンド」といったところでしょうか。
このアルバムで初めて彼女を知ったのですが、そんなサウンドってちょっと新鮮です。

一方、「the Bus Song」のウィスパーボイスとアコギのリフが奏でて、”素朴さ”が滲み出る楽曲もあったりして。要は、彼女はどうやら色々な引き出しがあるし、現在進行形のインディポップファンなら一聴しても損は無いかと思います。



今回リリースのアナログ盤は、
・歌詞プリントのインナースリーブ
・大判ポスター付属
・180g、オレンジ・カラーヴァイナル
・DLコード封入
というお得な仕様なので、ここは是非ともアナログ盤をお手元にどうぞ。



Everybody Works | Jay Som : bandcamp
https://jaysom.bandcamp.com/album/everybody-works

2017年4月19日水曜日

Eggstone「In San Diego」アナログ盤リイシュー、なんと「My Trumpets」収録

Eggstone / In San Diego (2017,LP,Crunchy Frog)

ご存知スウェディッシュ・ポップの申し子、Eggstoneの1992年にリリースされたデビューアルバム「In San Diego」。
時を経てCrunchy Frogレーベルより、まさかのアナログ盤リイシュー。
それにしても最近はオリジナルを見かけなくなったなあ。





しかも今回、ボーナストラックとしてフロアキラーの「My Trumpets」が収録されています。
ちなみに「My Trumpets」は、コンピ「Spanish Slalom (1998)」と12インチ「At Point Loma EP (1992、2種有)」しか収録されていないから、持っていない人にとってはお得盤には間違いなし!


同時に「Somersault(1994)」「Vive La Difference(1997)」もアナログ盤にてリイシューされて、一体どうなってるんだろう …。




Crunchy Frog : In San Diego Eggstone 
https://crunchyfrog.bandcamp.com/album/in-san-diego
Eggstone - Facebook投稿 
https://www.facebook.com/eggstoneofficial/posts/1291920340888735

2017年4月17日月曜日

映画「T2:トレインスポッティング2」を劇場にて観てきました


Choose life (人生を選べ)

「トレインスポッティング」の続編、「T2:トレインスポッティング2」を劇場にて観てきました。

前作「トレインスポッティング」・・・自分が高校生の頃に観て以来、自身の感性に対して大いなる影響を与えてくれた映画でした。
サントラから始まり、ポスター、Tシャツ、マグカップ…あらゆるものに毒され、内容から醸し出されるその刹那なカルチャー感は、自分の青春時代に見ておいて良かったと思う貴重な作品でした。

一昨年に、続編「T2」が制作されると知って、良くも悪くも、前作「トレインスポッティング」の思い出が美化されすぎて「続編を観るのが怖い」という印象でした。


あれから20年。
結論から言うと、「前作に感化された人は、観ても損しない!」と言えます。
過ぎ去った月日を”ノスタルジア”で語るのではなく、自分と同じく主人公たちも「20年という人生」を過ごし、今を(あのころのように泥臭く)生きてる様が描かれています。琴線に触れる作品です。



ストーリー紹介は置いておいて、印象的だったシーンを少しばかり。
(以降、ややネタバレ感あり)

仕事先のオランダから、実家に立ち寄った主人公(レントン)。かつての自分の部屋が変わっていないことを父親に教えてもらいます。
扉を開けると、そこは当時の…あの汽車の壁紙が張られた部屋のまま!
中に入り、おもむろに1枚のレコードを取り出し針を落とします。そして、流れ出したその曲とはこれだ↓

しかし、イントロの1秒のみ聴くと、サッと針を上げて、レントンは苦悶の表情に変わります。
思わず笑ってしまった。過去は振り返りたくないのかなー、分かるなー!


また別のシーン。
前作では、レントンが吐く「スコットランドなんてクソくらえ!」という、個人的ベストシーンが展開される「2時間おきにしか電車が止まらない田舎駅」。
今回はトミーの追悼に来た、主人公たち3人(レントン、スパッド、シックボーイ)で訪れます。ここ、前作とほぼ同じ構図でハイランドをバックに、駅ホームへ降り立つんですよ。
このシーンでちょっと感涙。


もうひとつ。
「T2」では重要なシーン(?)で、過去の場面がシームレスにフラッシュバックするんですが、それは映像ではなく、ある音楽で表現されています。それがこれ↓

前作を観た人にとっては象徴的でしょう、この曲は。
Under world「Born slippy」のイントロの一部をサンプリングして、過去の出来事、感情、そして嫌悪感を表現しています。この表現には鳥肌立ちました。


最後に。
初登場であるもう一人のキーマン、ベロニカが放つこのセリフ。
「あなたたちは、過去に生きているのよ!」
ガーン。自分に言われた気がする。

「トレインスポッティング」の共通テーマでもある、「Choose life (人生を選べ)」。
高校生時代の自分から見たとき…理想的な人生になってるかな、TVは買えたかな、家族は手に入れたかな、あれから20年上手く歩んでこれたかな。
彼らの選んだ未来と、自分の未来はどうだろう。「前を向いて過去を振り返る」という少し矛盾するような感情に浸れた映画でした。

もう一度言う、前作を見た人にはオススメです。そして感想も聞いてみたいですね。


※前作を予習して見に行くと良いよ。自分はAmazonビデオで予習していきました。細かいところで忘れていた場面が多かった。あんなに好きだったのに(笑)

映画『T2 トレインスポッティング』 | オフィシャルサイト
http://www.t2trainspotting.jp/

2017年4月13日木曜日

Ice Choir「Designs In Rhythm」今作もロマンティックなシンセ・ポップ

Ice Choir / Designs In Rhythm (2016,LP,Fastcut Record,Shelflife Records


もう“ex-The Pains Of Being Pure At Heart”なんて代名詞は不要でしょう。
Kurt Feldman率いるIce Choir(アイス・クワイア)、80’sレトロチックなアートワークが映える2ndアルバムです。

ちなみにアナログ盤は、日本のFastcut Recordsと、USのShelflifeというギターポップファンにはお馴染みの レーベルからダブルネームにてリリース。
プレス枚数限定で、歌詞インナースリーブ+カラーヴァイナル仕様です。


「2012年の個人的ベスト5」に入ったデビューアルバム、「Afar」の路線そのままに、今作もロマンティックなシンセ・ポップを聴かせてくれます。

サビでとろける甘メロなシンセポップ「the Garden of verse」や、女性Vo.のコーラスも入るメロウAORな「Amorous In Your Absence」と、前作よりも濃厚な80’sテイストで彩られています。





Official WEB 
http://www.icechoir.com
shelflife records: ice choir - Designs In Rhythm 
http://www.shelflife.com/catalogue/LIFE145.html
FCRD-061LP | Ice Choir – Designs In Rhythm (LP) | Fastcut Records 
http://fastcut.jp/release/fcrd-061lp-ice-choir-designs-in-rhythm-lp/

Tempting Soda Records: Ice choir「Afar」:味わえる80'sエレクトリック感とポップマニアの片鱗
http://tmp-soda.blogspot.jp/2012/09/ice-choir80s.html

2017年4月10日月曜日

Paul Wellerが全面サポート、Stone Foundationの新作アルバム

Stone Foundation / Street Rituals (2017,CD,LP,100% Records)



ソウル〜ジャズをブレンドしたUKバンド(なんと8人組なのだ!)のStone Foundationが、今回はPaul Weller兄貴をフューチャー。

兄貴が弾くピアノとVoが、美麗なスムースジャズに見事に昇華。ブラス&ストリングスの構成もナイス。
先行視聴のPVを見てると「これthe Style Councilじゃん」って脳内変換して、胸が熱くなってしまった(オレだけ?)。




「You're The Best Thing」のような、しっとりしたスタカンも良いよね。

2017年4月7日金曜日

New Street Adventureの2ndアルバム予約しました

New Street Adventure / Stubborn Sons (2017,LP,Acid Jazz)

New Street Adventureの2ndアルバム「Stubborn Sons」予約しました。

ニューソウル〜ノーザンソウルファンをも巻き込む魅力的な”New Wave Soul”サウンド、ロンドン在住のNick、Ash、Charlie、Billy、Jeremyの男女混合5人組バンドです。
デビューアルバム「No Hard Feelings」(2014)でノックアウトされましたので、問答無用で2ndも予約済みです。

洒落たピアノがたまらないメロウなソウル、先行視聴「Why Should We Do Anything?」をどうぞ。





New Street Adventure:Official
http://www.new-street-adventure.com/

Tempting Soda Records: スタカンファンにもオススメなNew Street Adventure
http://tmp-soda.blogspot.jp/2015/02/new-street-adventureno-hard-feelings.html

2017年4月4日火曜日

Andy Shauf「the Party」カナダ出身、哀愁メロウSSW

Andy Shauf / the Party (LP,2016,Anti Records)

カナダ出身のSSW、3rdアルバムになるそうです。
今まで全く知らなかったのですが、視聴後すぐに引き込まれてしまい購入しました。

オーケストラ調のソフトロック〜ポップス路線の美しいメロディ、しかしどこか退廃的な部分が何度も聞いてもクセになります。雰囲気でいうと、90’sのBirdie meets XTCでしょうか。
哀愁メロウな「Quite Like You」、かのKindercoreファンが好みそうな旋律も、なかな良いですね。




2017年4月1日土曜日

METAFIVE「METAHALF」のアナログ盤を予約しました

METAFIVEの2ndアルバム「METAHALF」のアナログ盤が、限定リリースされるということなので予約しました。


1stアルバム「META」は、確かレコードストアデイにてアナログ化されたのですが、即日レア盤に。
その後、リプレスされたのですが"定価5000円"だったのでスルー(コスト掛かるのは分かるけど、なんか足元見られた気がー)。


このMETAFIVE、メンバーはというと・・・
高橋幸宏(YMO)
小山田圭吾(Cornelius)
砂原良徳(まりん、ex.電気グルーヴ)
TOWA TEI(テイ・トウワ)
ゴンドウトモヒコ(anonymass)
LEO今井(KIMONOS)
言うまでもなく超一線級のメンツ、というか著名音楽プロデューサー全員集合!って感じですよね。プログラミングや、サウンドクリエイトの分担ってどうなってるんだろ。


ところで、彼らの演奏している「Cue」(YMOカヴァー、名曲!)を視聴したのですが、オリジナルの雰囲気を残したアレンジで最高!

この「Cue」を収録しているYMOのアルバム、「BGM」を良く聴いていた20年前の自分自身へ、「これ後年ユキヒロ、コーネリアスとテイトウワがバンド組んでセルフカヴァーするでー」伝えてみたい。まさかこんなカタチで聴く日が来るとは。
ちなみに、まりんは「YMOマニア(ご存知"カルトQ"にて!)」で、METAFIVEでYMOカヴァーするときは、彼から指示が出るらしい。フレーズやシンセ音まで誰よりも詳しいからって(笑)


参考
高橋幸宏 & METAFIVE特集 (1/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー 
http://natalie.mu/music/pp/metafive

2017年3月29日水曜日

久しぶりの更新。最近買ったものなど


久しぶりに更新します。このブログも放置中ですみません。

Twitterも更新せず、最近は閲覧も出来ていないのですが、今年になっても新譜レコードは買っていますよ。


Lia Pamina / Love is Enough (LP)

Neleonard / Las Causas Perdidas (LP)

Andy Shauf / Party (LP)

Communions / Blue (LP)

2017年、今年になっても有難いことにCD/デジタルと並んで、アナログ盤もリリースしてくれる新譜は多いですが、年々ショートする期間が短くなっているような。

「これは!」と思う新譜のアナログ盤が出たら、早めに注文したり、予約するなりして手を打っておかないとアナログ盤の確保は難しいようです。ブームも落ち着き、プレス枚数が少なくなってるんですかねえ。

あとは時間が無い中で、個人での情報収集をどうするかも悩ましいところです(笑)。




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