2017年11月15日水曜日

[FST152]Twelve Angry Men「S.T.」Aztec Camera〜the Bluebells〜Andy Pawlakファンに大推薦!

Twelve Angry Men / S.T. (CD,2017,Firestation Records)

ドイツのFirestation Records(以下、FST)よりリリース、Nottinghamshire(UK)出身5人組ネオアコバンドの音源集になります。

過去にシングル「the Heart of Magdalene」1枚のみを残して消えていった…にも関わらず、1984〜1989年の活動時期に記録された楽曲が、FSTの尽力により発掘。
CDのみリリースで、プレス枚数は300枚です。

沁みる美しいバラード調を経て、高速カッティングが心踊る「Take Me With You」は、まるでAztec Cameraのようで感涙。


ソウル風味ネオアコ「Can I Handle You」は、Andy Pawlak〜the Bibleファンあたりにはストライクでしょう。


キーボードのアクセントもGoodな、the Bluebellsな青春ソング「Thoughts」あたりも最高。


“シングル1枚のみ”のバンド、わずかな糸をたどって行くと、こんなにも素晴らしい世界が広がるとは。これだけのセンスを持って音源を残していたのも驚きです。
あと、毎度言ってることながらFSTの発掘力、交渉力には頭が下がりますね。

2017年の個人的ベスト5に入るのは決定です。
ホントーに素晴らしいので、是非ともCDを買って聴いていただきたい作品ですよ。



Twelve Angry Men - Firestation Records
http://www.firestation-records.de/CAT/fst152-twelveangrymen-st.html
TWELVE ANGRY MEN - SAME[firestation/ger]12tks.CD - disquesbluevery http://blue-very.com/?pid=124265368

2017年11月8日水曜日

Star tropics「Lost world」ネオアコファンにもおすすめ、繊細なドリームポップバンド

Star tropics / Lost world (LP,2017)

今年2017年のベスト5に入るであろう快作!

USシカゴより、4人組インディバンドのデビューアルバム。
インディポップ名門のレーベル、Shelflife Records(US)と、Fastcut Records(JPN)のダブルネームにてリリース。

アナログ盤は、ホワイト・ヴァイナル仕様で、300枚限定。歌詞インナースリーブと、厚手のレコード保護ジャケット付きでした。
余程人気だったのか、リリース直後から速攻でレーベル在庫が無くなっていました。そのくらい良いです。

まずは、A面リードトラック「Windfall」を聴いてみてください。
インストナンバーながら、まるでデンマークのNorthern Portraitを彷彿とさせるギターリフが秀逸。タイトなドラミングもあって、ドリーミーな心地よさです。



彼らは過去に、”Tempest”、”Another Sunny Day”など、ネオアコバンド由来の曲名をつけて発表しているのですが、そのセンスに思わずニヤリ。
タイトルトラックでもある「Lost world」は、Sarahレーベル〜80’sネオアコファンにも届く、繊細さを持った現在進行形のドリームポップ。女性Vo.のNikkiの、淡いかすれ気味な歌い回しもまた、曲の良さの一部になっていますね。





Star Tropics - Facebook 
https://www.facebook.com/StrTrpcs/
Star Tropics "lost world" - shelflife records
http://www.shelflife.com/catalogue/LIFE146.html
Star Tropics – Lost World (CD)  - Fastcut Records 
http://fastcut.jp/release/fcrd-063-star-tropics-lost-world-cd/

2017年11月1日水曜日

[FST]ドイツFirestation Recordsより、Love Parade含む80’sネオアコバンド3作品リリース


この秋のニューリリースがキター!
最初に言っておきますが、FSTファンの自分としては、もちろん3作品とも予約しました。

本ブログ読者にはお馴染み(?)の、ドイツFirestation Recordsより、80’sネオアコバンド3作品が11月にリリースされます。



[FST151] Love Parade - Out To Sea (LP/CD)
2015年に、同レーベルより[FST125]「All We Could Have Been (1989 - 1990)」がリリースされましたが、そこにも収録されなかった、未発表音源のみ収録だそうです。アナログ盤で必須!



[FST152] Twelve Angry Men - s/t (CD)
1989年に、シングル「The Heart Of Magdalene」(7inch)のみをリリースしているUKネオアコバンド。
今回、未発表曲もコンパイルしてのリリースですが、こういった”発掘”はまさにFSTの真骨頂でしょう。


[FST153] Big Red Bus - Youth and Other Hiccups: 1989 - 1992 (CD)
ネオアコファンにはお馴染み、1989年リリースのアルバム「Big Red Bus」。
そのアルバム収録曲+未発表曲をコンパイル。「All I Need」最高!



Firestation Records
http://www.firestation-records.de/

2017年10月25日水曜日

[FST] Firestation Recordsコンプリートへの道 (2) カタログナンバー調べ

一般的にレーベルがリリースするアイテムには、すべて通し番号、もしくはユニーク(重複しない)な品番が振られます。
Firestation Recordsでは[FST]+[数字3ケタ]と振られ、コンプリートするにあたり、まずはカタログナンバーの資料を集める必要があります。

手っ取り早く調べるには、やはりレーベルのWebサイトで調べるのが基本でしょう。

Firestation Records - Catalogue
http://www.firestation-records.de/catalogue.html

メインラインとして品番[FSTxxx]があり、現在[FST150]:The Siddeleys/Songs from the Sidings(CD,LP)まで振られています(2017年9月時点)。

CD、LPともに品番は[FST150]だ

調べたカタログ資料を元に、自分の購入履歴とともに”Googleスプレッドシート”に記しておき、クラウドで管理・保存しておきます。こうすることで、出先でFirestation Recordsアイテムを見かけた時
「あれ、これ持ってたかなー?」
と逡巡することがなくなります。自分の記憶はあてにならないので、メモ書きは必要ですね。というか、好きだからこそできる術なわけですが。

品番、アーティスト、タイトル、フォーマットなどをメモ

ちなみに、飛び番で[FST173]:The Bodines/Shrinkwrap(12”)がありますが、これは[FST073]:The Bodines/Shrinkwrap(CDEP)のアナログ再発ということで、下二桁を合わせたのだと考えられます。
同様に、Arvidsonのアルバムでは、[FST037](CD)、[FST137](再発アナログ盤)と採番されています。このあたりはニヤっとくるポイントです。

2017年現在、飛び番の[FST173]

しかしFirestation Recordsには、このWebカタログにも載っていない品番がありまして…続きは次回にて。


2017年10月18日水曜日

Lost Tapes「We Thought It Was Okay At The Time」スペインからのネオアコ〜インディ〜ドリームポップ

Lost Tapes / We Thought It Was Okay At The Time (2013-2015) (LP,2017)

2012年に結成されたスペイン・バルセロナ出身のデュオ、Pau RocaとRJ Sinclairからなるインディユニット。
1stアルバム「Let's Get Lost」(CD,LP,2016)はスペインのMushroom Pillowからだったのですが、今作のリリースはUSのShelflifeからでした。

shelflife records
http://www.shelflife.com/catalogue/LIFE124.html

タイトル通り「2013〜2015年」、つまり1stリリース前に作成されたシングル楽曲を中心とした、コンピレーション的なアルバムになります。
アナログ盤は、インナースリーブ付、オフホワイトヴァイナル仕様、250枚限定プレスです。

タイトなドラムと、ナイーブなギターのメロディで、楽曲だけを聴いてみると北欧系インディポップ。でも実はこれ「スペインのバンドなんですよね〜」と感心してしまったB-2「Teardrops」。


本人たちはC86の影響下にあるそうなんですが、私は思わず、レイト渋谷系の代表格Boys and Girls Togetherを思い出してしまったB-1「Skylines」。
ウィスパーボイスと流れるようなギターアルペジオで、Lost Tapesのドリームポップ〜ニューウェイブの世界観を提案します。


リリース元であるShelflifeをはじめ、Cloudberry Records(US)、Beko(FRA)など世界中からリリースオファーがあったのも頷ける、良作ぞろいのシングルコンピです。



LostTapes - Facebook
https://www.facebook.com/losttapess/
Lost tapes(@Losttapes1) - Twitter 
https://twitter.com/losttapes1

2017年10月11日水曜日

[FST135] Yeah Jazz「30 Years」初期シングル含む、全19曲収録のコンピ

Yeah Jazz ‎/ 30 Years (2016,LP,Firestation Records,FST135)

ネオアコファン的には、Cherry Redからリリースされた1st「Six Lane Ends」(1987)が有名な、4人組UKバンド。タイトルにもある「30 Years」は、デビューから数えて30年にあたるという意味でしょう。

アナログ盤のラベル、もう少しデザインを頑張れ

アルバムには未収録だった、デビューシングル「Julie And The Sealions」を含む初期のシングル群や、未発表曲をコンパイルした全19曲収録。


リリースは過去作品の発掘に定評ある、ドイツのFirestation Recordsより。アナログ盤は限定200枚リリースで、手書きナンバリング入り。

Cherry RedのレーベルメイトでもあるLouis Philippeや、Eyeless In Gaza、Everything But The Girlに比べ、いかんせんマイナーかつ、華を感じない(笑)。
ペナペナなギターと、淡々したリズムでビート刻む「Probably This Winter」を聴いていると、どうも青春から程遠い「Cherry Redの陰」の部分を感じてしまうのは私だけでしょうか。まぁそこが、ネオアコっぽくて良い部分でもありますが。



2017年10月4日水曜日

デンマークのギターポップバンドVirgin Suicide、2ndアルバムが11月にリリース


2015年のデビューアルバム「Virgin Suicide」で瞬殺された、デンマークのギターポップバンドVirgin Suicide。


ニューアルバムとなる2nd「Forever Trouble」が、まずは先行して9月に北欧でリリース。その後、11月3日に世界でリリースされるそうです。



そのアルバムより、タイトル曲「Forever Trouble」が公開されています。
今のところCDとデジタル配信でのリリースらしいですが、果たして今作はアナログ盤でのリリースはあるのでしょうか…?


Virgin Suicide - Facebook
https://www.facebook.com/virginsuicde/
Virgin Suicide - YouTube 
https://www.youtube.com/user/VirginSuicideMusic/feed

Virgin Suicide「S.T.」 胸キュン北欧ギターポップ、デンマークから贈られたデビューアルバム - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2015/06/virgin-suicide.html

2017年9月27日水曜日

Hazel English「Just Give in / Never Going Home」オークランドのSSW、12インチ2枚をコンパイルした特別盤

Hazel English / Just Give in,Never Going Home (12inch x2,2017)

オーストラリア出身の女性シンガーソングライターで、現在はオークランドが拠点のHazel English。
2016年に「Never Going Home」(12inch)でデビューし、インディポップシーンで瞬く間に話題になりました。


今作はその「Never Going Home EP」と、新作「Just Give In EP」をセットにし、12インチが2枚入という少々変わった形態でのリリースです。ジャケも両面あります。


このアナログ盤は、ディストリビュータによりカラー仕様が異なり

Polyvinyl Record Company:Light BlueとYellow盤、もしくはSplit Light Blue&PinkとSplit Light Blue&Pink盤
Marathon Artists:PinkとPastel Blue盤

という3種あり、マニア泣かせの嬉しい展開になってます。
正式なデビューアルバムをリリースする前に、なんとも商魂たくましい売り方です。とりあえず1種は買いましたけど、アルバム出る前にお金がなくなりそうです。





Hazel English - YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCDyX1htz-4uXoh5W_7ieyRQ/featured
Hazel English - Facebook
https://www.facebook.com/hazelenglishmusic/

2017年9月25日月曜日

漁盤日記「福山音楽市場2017」at 福山天満屋 催事場


この秋、近所でレコード祭りがあると聞きつけ、久しぶりにサクサクしに出かけました。

祭り場所は駅前の立派なデパート。
折しも広島カープ優勝の週ということもあり、デパートに場違いな「それゆけカープ」のBGMが響く中での盛大な優勝セールが行われていたのですが、そんなことより一目散に会場のある高層階へ駆け登ります。
「デパート」「催事場」「レコード」というワード、今はいったい何年なのでしょうか…?2017年です、はい。

早速ですが漁盤成果は以下のとおり。
[ローファイ] Blouse / Blouse(2011,Captured Tracks,CT125,1st)
[ファンク] Deodato / Prelude(1987,CTI/キング,LAX-3171,3rdプレス,JPN廉価盤)
[ネオアコ] Louis Philippe ‎/ Yuri Gagarin(1989,el/Cherry Red,ACME23,UK-Org.)
[ジャズ] Kenny Dorham / Whistle Stop(1994,Bluenote,RE,B1-28978,USプレス,180g重量盤)

値段は秘密ですが、高価になりがちな”出張催事”ということを考えても、どの盤も良心的な価格でした。


開場間も無く入場したのですか、地方都市での開催にもかかわらず結構な人が来ていました。
昨今、「レコードブーム」だ「アナログ復権」だと盛り上がり、「#レコード女子」というキラキラワードまで飛び出していますが、そんなの都会の話です。


ここ地方会場でのレコードハントは、妙齢のレコード紳士たちが一心不乱にエサ箱を漁り、殺伐としています。男女比率は10:0、年齢層は40〜60代といった感じでしょうか。熱気ムンムンです。すばらしい。
是非とも来年も続けてもらいたいですね。
 
こちら現場からは以上です。


次回の参戦予定は↓
第82回広島ディスクセール 10/13(金)~10/15(日)@ 広島駅南口地下イベント広場
https://ameblo.jp/groovin-sale/entry-12300361420.html

2017年9月22日金曜日

[FST] Firestation Recordsコンプリートへの道 (1)

1998年にドイツのベルリンで産声をあげた、Firestation Records(旧Firestation Tower Records)という老舗インディレーベルがあります。
このレーベルが設立当初から好きで、現在に至るまで気に入った作品は細々ながら買っていました。

Firestation Records 
http://www.firestation-records.de/


来年2018年で「設立20周年」ということもあり、自分のギターポップ歴とともに歳を重ねてきたわけですが、2017年9月現在のカタログ数は162(メインラインとサブライン含む。内、欠番6)アイテムあります。
自分が所有しているのはそのうち80アイテムで、最近では時間(と資金)を見つけてはパズルのピースを埋めるがごとく、リアルタイムで買えなかったり、見逃していたものを拾い集めています。


先日、設立オーナーのUweと交流する機会があり、自分のブログのFST関連のページを見せると、かなり喜んでくれました。
まだまだコンプリートの道先は長いですが、唯一”レーベル買い”しているインディレーベルなので、ライフワークとして楽しんでいけたらと考えています。

FST001のラベル

記念すべきレーベル1号リリース、[FST001]はドイツのインディバンド、Bazooka Cainの10インチ。
当初500枚プレスの予定が、レーベルの心配をよそに予想以上の反響で売れて、嬉しい悲鳴の中で急いで3rdプレスまで行われ、トータル1500枚プレスされたそうです。


2017年9月20日水曜日

[FST150] The Siddeleys「Songs From The Sidings」内容、ジャケット共に秀逸なデモ音源集

 The Siddeleys ‎/ Songs From The Sidings - Demo Recordings 1985-1987 (2017,LP,Firestation Records ,FST150)

2017年のハイライトでしょう!

シングル2枚のみを残して消えていったのにも関わらず、いまでもカルト的人気のUKネオアコバンド。
ドイツのFirestation Records(以下、FST)が、初期のデモ音源をコンパイルしてリリースです。

以前、CDでリリースされたコンピレーション「Slum Clearance ‎」(2001,Matinée Recordings)でも、一部のファンには驚きをもって迎えられましたが、今作はそれには収録されなかった音源もあり、さらにアナログ盤でもリリースされるということでFST様さまです。

ここ数年、FSTから放たれる編集盤関連のリリース作は素晴らしく、こんな豪速球をFSTがまだ隠し持っていたとは驚きでもあり、2017年になってリアルタイムでThe Siddeleysの作品を受け取れる幸せも感じますね。

アナログ盤のラベル、”Siddeleysフォント”がカワイイ

スリーブから盤を取り出して驚くのが、曲ピッチの細さ(笑)。というのも、AB面で22曲も詰め込んでいるからであり、3分強の魔法がかった楽曲を余すことなく堪能できます。


Johnny Johnsonがフューチャーされた写真と、”Siddeleysフォント”が映える淡い紫色のジャケットは、FSTリリース作品の中でも秀逸なデザインだと思います(というかFSTのデザインセンスは、残念ながら元々ダサいです)。
ここは是非ともLPを買っていただき、部屋に飾ってもらいたいですね。アナログ盤は限定300枚なのでお早めに。




the Siddeleys - Firestation Records
http://www.firestation-records.de/CAT/fst150-thesiddeleys-songsfromthesidings-lp.html
The Siddeleys - Official
https://www.siddeleys.com/

the Siddeleys「Slum clearance」:素朴なメロディを手の中にTempting Soda Records
http://tmp-soda.blogspot.jp/2011/09/siddeleys.html

2017年9月13日水曜日

Swimming Tapes「What's On Your Mind」新曲EPはアナログ盤でもリリース予定


BandcampやSoundcloudを主な活動拠点にし、デジタルEPで作品をコンスタントに発表。ロンドン在住、ドリーミー・インディポップ・バンドSwimming TapesのニューEPがリリース。

デビュー当時から変わらず、きらめくギターのアルペジオが健在で、今作はUSバンドのReal Estateみたいな大人びた佇まいも感じられます。この手の音には弱いんですよね。


そして今回は、デジタルだけではなくアナログ盤12インチもリリース。
限定300枚プレス、bandcampにて予約受付中。もちろん予約した。

だから、早く1stアルバム作ってくれー!
Pre-Order - Soft Sea Blue EP 12" | Swimming Tapes 
https://swimmingtapes.bandcamp.com/merch/pre-order-soft-sea-blue-ep-12

Swimming Tapes - Bandcamp
https://swimmingtapes.bandcamp.com/
Swimming Tapes - SoundCloud 
https://soundcloud.com/swimmingtapes
Swimming Tapes - Facebook
https://www.facebook.com/swimmingtapes

Swimming tapes「Souvenirs EP」ギターポップ・ファンはマスト!なドリームポップ、新曲追加でデジタルEPをリリース - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2017/06/swimming-tapessouvenirs-epep.html

2017年9月6日水曜日

[FST148] The English McCoy「A Collection」UKカルト・ギターポップ・バンドの未発表曲集 from Firestation

The English McCoy / A Collection (LP,2017,Firestation Records,FST148)

シングル「Give Me Something To Believe In」1枚(7インチ、12インチ)を残して消えていったUKバンドの彼ら。
カルト的人気のためか、今でもそのシングル盤は市場ではウン万円するレアな1枚となっています。
今でもレアなシングル盤(画像は拝借)

そんな彼らが1984〜88年の間に収録していた未発表曲が、おなじみドイツのFirestation Recordsから編集盤として2017年に奇跡のリリース。
CDは21曲、アナログ盤は18曲収録で、アナログ盤は限定200枚プレスなので即売り切れでしょうか。

針を落としてすぐさま聴こえてくるのは、ビートの効いたAmbitious Beggarsライクな疾走ギターポップ。
冒頭紹介のレアシングル、「Give Me Something To Believe In」でノックアウトされました。この手のバンドでは珍しいピアノや、シンセオルガンのアクセントが入ってるのもポイント高いです。


そのシングルB面にも収録されている「Breaking Down」の哀愁系バラードもまた良くって、サビでダイナミックに広がったあとのギターの余韻が最高です。



個人的ハイライトは「This Year's Blue」。
タイトル通りの青く澄んだピアノのイントロでヤラれました。全編溢れくるピアノのバッキングと、かき鳴らされるギターリフが夏の終わりに沁みてくるんですよね。やや暑苦しいVo.も切なく聴こえてきますね(失礼か!)。


毎度毎度こんなカルトバンドの未発表曲を掘り起こし、CDとアナログ盤でリリース。しかも世界流通まで行ってくれるFirestation Recordsには脱帽です。
世界で数百枚しか売れないのに「実際利益が出るのかしら?」と、要らぬ世話で心配なところではありますが、引き続き”レーベル発足時からのFST信者”として付いてきますので宜しくお願い申し上げます。



@TheEnglishMcCoy - Twitter
https://twitter.com/theenglishmccoy
Firestation Records 
http://www.firestation-records.de/

2017年8月30日水曜日

Rex「Best Obsessions」メロディアスなマイナーUKギターバンド

Rex / Best Obsessions (LP,1989)

このアルバムと、シングル2枚を残して消えていったUK出身4人組バンド。
メインVo.であるAdam Ryan Carterが全曲手がけており、実質彼のSSW的作品になっています。

前述通りリリース数の少なさが、ギターポップファン的には逆にたまらないんですが、メロディ重視のギターバンドが好きな方にはオススメです。
Aztec Cameraライクなメロディ運びの「Sleepwalking」や、the Hormons〜Astridのような骨太ギターポップの「Too Pretty Too Soon」あたりは、十分訴求できるんじゃないでしょうか。
いかんせんマイナーバンドなので、アナログ盤が中古屋にあるかどうかわかりませんが、もし売っていれば安くあると思うので是非とも即購入を。



2017年8月23日水曜日

the Automatics「Battle fever」疾走ギターポップ・チューン

the Automatics / Battle fever(AT) (1997,LP,KOGA-024)

"レイト・アノラッカー"こと、ヨシノモモコと、ギターバンドRon Ron Clouのユニット。
期間限定ユニットのはずでしたが活動期間は1997〜2004年までと長く、CDアルバムを3枚リリースしています。



最初にCD「Battle fever」を購入してthe Automaticsにハマリ、その後KOGAレコーズをレーベル買いしていく中で、自分の音楽観に強い影響を与えてくれたアルバムでした。


アナログ盤(KOGA-024)と、CD(KOGA-025)はジャケ違い。収録曲と曲順は同一です。
アナログ盤は歌詞スリーブ入りで、ラベルは[A]utomatics、[B]attle feverとグラフィカルに表示。

[収録曲]
A1:SCREAMING!
A2:BURST '64
A3:YESTERDAY'S CHILDREN
A4:I WISH
A5:SECRETS
B1:I KNOW YOU'RE A GOOD BOY
B2:MOMO, THE NOVEL THIEF
B3:MORALITIES
B4:(HE LOOKS AT ME,) INSIDE
B5:I WISH(reprise)

the Primitivesの「SECRETS」カバーも反則級ですが、個人的ベスト曲は先行にて7インチでもリリースされた「YESTERDAY'S CHILDREN」。もうCDが飛ぶくらいに聴きまくりましたね。
パンキッシュで、ややヘビーなギターフレーズなんだけど、ヨシノモモコ嬢のVoとコーラスワークで軽やかに疾走するギターポップ・チューンに仕上がってます。最高。




どうしても欲しかったアナログ盤は、当時見た最高値で4800円。
まぁそれほど人気盤だった訳ですが、さすがに高いので値ごろになるまで20年待って(笑)、数ヶ月前ヤフオクで手に入れました。落札金額は1700円也。入札は自分のみだったので人気が無いのか、それとも欲しい人には十分行き渡っているのか。
当時のKOGAレコーズでのアナログ盤のプレス枚数は1000枚〜1500枚だったので、現在はそれほどレアでは無いと思います。


KOGAレコーズ発!懐かしの7インチレコード - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2015/02/koga7.html
ヨシノモモコさんのツイートを見て謎が解けた思い - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2012/03/blog-post_16.html

2017年8月16日水曜日

Stone Foundation「Street Rituals」Paul Wellerプロデュースのソウルフレーバー溢れる4thアルバム

Stone Foundation / Street Rituals (2017,LP)

UKウォリックシャー州出身8人組バンド、ソウルフレーバー溢れる4thアルバム。
今年2017年5月には来日し、Blue Note Tokyoにてライブしていますね。

今作4thはプロデューサーに、あのPaul Wellerを迎え、数曲は兄貴自ら歌い上げます。これはアツい。
限定のアナログ盤は、DLコード付き、ゲートフォールド(見開きジャケ)、クリアヴァイナル仕様。

ブラス&ストリングスが華を添える、冒頭A-1「Back In The Game」からPaul WellerがVo.で参加し、まんま初期the Style Councilなスローバラードで胸が熱くなります。


ソウルダンサーなパーティチューンA-4「The Limit Of A Man」や、メロウなブラスが最高なタイトル曲B-1「Street Rituals」もグッド。
the Style Councilファンはもちろん、同郷New street AdventureやTrambeatファンにもオススメできるソウル&ジャズブレンドで高品質な1枚になっています。





Stone Foundation - Official
http://www.stonefoundation.co.uk/

2017年8月7日月曜日

METAFIVE「META HALF」浮気なぼくらをMETAサラウンドで染めて

METAFIVE / META HALF (2017,LP,Warner Music Japan)

高橋幸宏(YMO)
小山田圭吾(Cornelius)
砂原良徳(まりん、ex.電気グルーヴ)
TOWA TEI(テイ・トウワ)
ゴンドウトモヒコ(anonymass)
LEO今井(KIMONOS)

6人のミュージシャン(というより、音楽家、プロデューサ)からなるユニット。
1stアルバム「META」に続く、2ndアルバム「META HALF」のアナログ盤です(2016年にリリースされたCDは5曲入りで、曲順がアナログ盤と違う)。

アナログ盤は6曲入り45rpm仕様、音質はメチャ良いです。
しかしインナースリーブ無し、歌詞カードがペラ1枚という内容は少々さびしいかと思います(限定なのでグラフィックスリーブ、もしくは少しオマケがあったほうが嬉しいかも)。

あと気になったのは、外側シュリンク包装の上にダサい「宣伝シール」が貼ってあって、せっかくのTOWA TEIアートディレクションが台無しに。あくまで日本盤なので、売ろうとする姿勢は分かるけど、このユニットについては必要ないのでは?と思いました。

自分がYMO影響下にあるのを前提として。
METAFIVEの曲を聴いてからの印象と、高橋幸宏ユニットなので、私はどうしても"現代版YMO"を感じてしまうのですが、メンバー的には「"YMOの影"を想像してもらっても構わない」そうです。

そのあたりを少し、1stアルバム「META」でのインタビュー記事より抜粋。
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[引用]
── なるほど。少し話題が変わるのですが、今回の『META』に“YMOの影”を感じるリスナーもいるような気がます。しかし、そう思われるのは心外だったり苦々しかったりするのでしょうか?

(砂原)いやいや、それは自然は自然です。YMOは自分たちの血肉になっている部分もあるし、実際、『META』をつくる前はライヴでYMOの曲を結構やっていたわけですけど、YMOの代用品と思われるのはすっきりしない。その意味では、オリジナル・アルバムができてよかったなと。

(ゴンドウ)YMOと比較されるのも構わないし、各メンバーのファンが聴いてくれるのも光栄だし、『META』で僕たちの音楽が好きになるのも嬉しい。

(テイ)『META』を聴いてYMOの影を感じるのは、全然心外じゃないですよ。
僕の場合、「RADIO」(もともとは13年のソロ作『LUCKY』収録曲)をつくっているときに、あのメロディの鼻歌が出てきたんだけど、それを幸宏さんが歌ってくれたらバッチリだなって思った。血肉化していると言った大袈裟だけども、そもそも最初にちゃんと聴いた音楽がYMOや幸宏さんの歌やドラムだった訳だし、そこから派生してブライアン・フェリーとかデヴィッド・バーンとかも聴くようになって。
さらに、そういう人たちとも共通項があるLEO君の声が好きなんだから、YMOの影があると言われても嫌じゃない。しかも、YMOの曲をカバーしたりしていたから、そう思われるのは仕方ないかもしれないけど、でも、もうオリジナル・アルバムが完成したので。
とにかく、YMOのことを言われるのは別に嫌じゃない。自分たちの音楽を人に伝えるときに、音源を聴かせるだけじゃ足りなくて、こうやってインタヴューを受けたりするけど、その伝える道具としてYMOの話が出てくるのはネガティヴなことではなないんじゃないかな。

(砂原)実際、YMOからの引用もあるしね。

(テイ)そう、リファレンスにしていたり

[引用おわり]

METAFIVE:interview
http://sp.wmg.jp/metafive/#interview
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そして、この2ndアルバム「META HALF」。
跳ねるシンセ音と、左右からサラウンドで鳴り響く小山田圭吾のカッティングギターで幕が上がるA-2「Submarine」が素晴らしすぎる!
淡々としたリズムを刻むAメロから、サビで解き放たれる開放感と、ドライブ。自分が脳裏に浮かんだのは…YMOの「Lotus Love」(「浮気なぼくら」収録)でした。



個性的かつ、キャリアのあるメンバーが集まってアルバムを制作する場合、どうしても「個人の寄せ集め感」を想像してしまうのですが、METAFIVEでは心配は杞憂です。

彼らの楽曲の作り方として、まず各自が曲の概観ラフデータを作ります(フルアルバムの場合、ノルマは各自2曲らしい笑)。そのデータを皆が好き勝手に肉付けしていき、最終的には通称"砂原P"こと砂原良徳と、高山徹氏がMIXを行うそうです。
この一連の流れにより各担当曲の個性がほどよく整えられ、今回のようにアルバムとして聴いたときには、まるで一人のアーティストが作ったように思え、それが”METAFIVE"らしにも繋がっているのかなと思います。





METAFIVE  - official
http://sp.wmg.jp/metafive
METAFIVE「METAHALF」インタビュー|高橋幸宏、砂原良徳、ゴンドウトモヒコが語る「完成度の高い過渡期アルバム」 - Natalie Music
http://natalie.mu/music/pp/metafive03

2017年8月2日水曜日

Everything but the girl「Love not money」日本盤とUKオリジナル盤を比べる

 Everything but the girl/ Love not money (1985)

ネオアコファンにはお馴染みですね。
かつてTracey ThornとBen Wattが組んでいて、楽曲的にはジャズ→ボサノヴァ→ポップス→AOR→ドラムンベース(!)と変遷していった好ユニットです。

最近、2nd「Love not money」のUKオリジナル盤を手に入れたの比較したいと思います。
左:UK盤、右:日本盤 - 右上にVapのロゴプリント入り

【左:UK盤】
リリース:1985年
カタログNo:BYN 3、240 657-1(Blanco Y Negro、WEA)
マトリクス刻印:240675-A/B、R/S Alsdorf
(Alsdorf:この年代のヨーロッパ共通のUK盤の場合、ドイツにあるWEA(Warner、Elektra、Atlantic)流通系のAlsdorf社工場でカット&プレスされた刻印で、高音質盤の証らしい)

【右:日本盤】
リリース:1986年
カタログNo.:35501-25(Vap)
マトリクス刻印:35501-25-A/B-1


まずは値段ですが、日本盤は中古盤屋で2000年頃に手に入れて、帯なしで当時2000円くらい(コンディションは、ジャケG/盤Exくらい)。UK盤はヤフオクで800円でした(コンディションは、ジャケEx/盤Vgくらい)。
この「Love not money」は各国盤が相当出てるのですが、2017年現在、一番レアなのは「日本盤帯付き」です。

ジャケ裏面 - 左:UK盤、右:日本盤

日本盤はライナーノーツ付きで、UK盤は歌詞インナースリーブ仕様です。
ジャケットに関しては、日本盤は折り返し糊付けのある厚手のコート紙で、UK盤はツヤ有りで少し薄いペラ紙。
表面デザインは同じで、裏面はなぜか「A」「B」のフォント色が違うという微妙な差があります。日本盤はボートラ2曲収録しています。

日本盤ラベル

UK盤ラベル

日本盤のラベルは格子模様がかわいいCherry Red仕様で、UK盤はおなじみBlanco Y Negroフラッグです。私の持っているUK盤は、A面がレーベルシールのプレスミスがありました。残念。


日本盤を手に入れた当時は、ラッパが気持ち良くクラブ映えもするA-1「When all’s well」を好んで聴いてました。
時は流れ、ETBGのアルバムを一通り聞いていくなかで、最近はBen Wattのギターアルペジオが心地よいB-1「Ballad of the times」がこのアルバムではハイライトかなと思うようになりましたね。
初めてEBTGを聴く人には、ネオアコ名盤1st「Eden」よりも、ポップス寄りに垢抜けたこの2ndをオススメします。ボサノヴァ期〜ポップス期〜AOR期をつなぐ優良盤だと思いますよ。






2017年7月26日水曜日

White shoes & the Couples company 「Album Vakansi」素晴らしきインドネシアン・ラウンジ・ギターポップ

White shoes & the Couples company / Album Vakansi (2012,LP,Minty Fresh,MF146)

インドネシアより、ジャカルタ出身男女混合6人組ポップバンドの2ndアルバム。
2002年にバンド結成、2005年にリリースされたセルフタイトル「White shoes & the Couples company」でデビュー(なんと、全世界で15000枚も売れたそうです)。

CD自体は2010年にリリースされていましたが、このアナログ盤はMinty Fresh(US)より2012年にディストリビュート。
数量限定リリースで、140gヴァイナル仕様、歌詞印刷のインナースリーブ、ミニポスター付きです(このアナログ盤は、リリース後早い段階で市場から無くなったので、プレス枚数はかなり少なかったと思われます)。


彼らについては、この2ndアルバムから知ったのですが、恐るべし...インドネシアン・ポップサウンド!
ディスコ・ファンクなサウンドにフルートが載っかり、極めつけのパラッパコーラスで即死しました「Selangkah Keseberang」。
イントロのフランスのラウンジ・ポップを醸し出すような雰囲気から、ドライブしていくグルーヴ感のあるサビも素晴らしい「Kampus Kemarau」。



根底にあるのは、おそらくジャズなんですが、そこにシンセサイザー、管楽器、グルーヴ感、そしてAprilla Apsari嬢の洗練されたVo.がトッピングされると、インディポップ~ギターポップ~ラウンジポップへ見事に変身。
全編通してクオリティ高い、まさにタイトル通りに"バカンス"向けな、避暑地メロウ・アルバムに仕上がっています。



White Shoes and The Couples Company - Official
http://www.whiteshoesandthecouplescompany.org/


2017年7月19日水曜日

Jim Jiminee「Welcome to Hawaii」スイングするギターポップ

Jim Jiminee / Welcome to Hawaii (1999,LP,Re-issue,Vinyl Japan,ASKLP91)

数年ぶりにレコード棚から引っ張り出し、針を落としてみると「こんなに良かったっけ!?」と再認識。

1986年、UKハンプシャーにて結成された6人組ビート・バンド。
オリジナル盤は1987年にリリース。ブライトンの海岸で、お上りさん風情を漂わせるおとぼけジャケットで有名な1stアルバムです。
「ハワイへようこそ」というタイトルと内容が噛み合っていないせいか、リリース当時はあまり売れなかったそうです。

自分が所有しているのはVinyl Japanからの再発盤で、購入当時2000円くらいでした。
カタログナンバー「ASKLP91」、刻印は「ASKLP91 A-1-1-/B-1-1-」。
印刷インナスリーブ入、ジャケットとセンターレーベルにはVinyl Japanロゴ有、音質は良好です。
オリジナル盤を持っていないので、手に入れたときは比較してみたいですね。


今改めて聴いてみると、以外と(言っては失礼だが)全編通してポップ感溢れた作品でした。
個人的アルバム屈指の名曲はB-1「A Habit of you」。
やや暑苦しいKevin JamiesonのVo.が、ペナペナなギターのアルペジオとDelphi Newmanの女性コーラスで中和され、スイングするギターポップといった感じでサイコー。
ちなみにこの曲はEP「I wanna work!」(1988,7",12")に収録されています。


再発盤を購入当時は、イントロのホーンからテンションMAXになるクラブヒッツA-1「Town and country blues」や、Haircut100ライクな高速カッティングギターが気持ちいいB-3「Heyday」あたりばかり聴いて、いわるゆ"フロア栄え"する以外の曲は全く触ってなかったんですよね。

ネオアコバブルの時はオリジナル盤が数万円で取引されていたり、DJが掛け過ぎて「Town and country blues禁止令が出た」とのウワサがあったりして、色々と話題には事欠かなかったJim Jiminee「Welcome to Hawaii」でした。




Jim Jiminee - Wikipedia 
https://en.wikipedia.org/wiki/Jim_Jiminee
Jim Jimineeの思い出とか - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2013/08/jim-jiminee.html

2017年7月12日水曜日

Hoops「Routines」2017上半期ベスト!メロディックなギターリフが泣ける優良アルバム

Hoops / Routines (2017,LP,Fat Possum Records)

これかなり良いです!
レビューサイトPitchforkでは、”lo-fi bedroom rock project”と形容されていた、2014年結成のUSブルーミントン出身4人組バンド。

2017年リリースのデビューアルバムは、限定のカラーヴァイナル仕様/通常のアナログ盤、CD、デジタル、なんとカセットでもリリースされます。
ちなみに通常流通のアナログ盤は、グラフィック・インナースリーブ、DLコード付きでした。

本数限定のカセット仕様

A-1「Sun's Out」からヤラれました。
インストに近いナンバーですが、例えるならば、ビートに乗った”明るめのReal Estate”といった感じでしょうか。ギターのメロディが素晴らしい。


エフェクトの効いたダウナーなVo.と、メロディックにとろけようなギターリフが乗っかる所は、Weird dreams 〜 Washed out 〜 the Pains of being pure at heartのようでもあり。
全編捨て曲無しの好アルバムなので、是非bandcampなどで視聴してみてください。
個人的には2017年ベストアルバムTOP5に入るくらい気に入りました。




Hoops - bandcamp 
https://hoops.bandcamp.com/album/routines
Hoops - Fat Possum Records 
http://fatpossum.com/artists/hoops/
Routines Album Review - Pitchfork 
http://pitchfork.com/reviews/albums/23258-routines/

2017年7月10日月曜日

V.A.「C88」:Sarah、Creation、53rd&3rd、Subway…キラートラックだらけのコンピレーション

V.A. / C88 Deluxe (2017,3CD Box Set)

NME監修、伝説のインディコンピ「C86」は、インディポップファンにはバイブル的存在でしょう。


現在でも人気を反映してか、その「C86」を題材にして”架空”コンピレーション「C87」が2016年に作成されました。
そして2017年、さらに続編として「C88」が3CD+ブックレットのBOX仕様で登場!



今回はSarahやCreation、53rd&3rd、Subway Org.レーベルを中心とし、ネオアコ〜ギターポップ〜アノラックファンにはキラートラックだらけ。個人的には「C88」が一番好きです。
このCDを垂れ流すだけで、クラブイベントが成立してしまうほどの収録曲は下記の通り。

【DISC 1】
1. ON TAPE – The Pooh Sticks
2. ELEPHANT STONE (7” Version) – The Stone Roses
3. WHERE DO YOU GO (Flexi Version) – The Popguns
4. (WILL NOBODY SAVE) LOUISE – The Man From Delmonte
5. ARE YOU HAPPY NOW? (Molesworth Version) - The Charlottes
6. THE THINGS YOU WANT – The Snapdragons
7. ONE SUMMER – Moss Poles
8. LIES – Bridewell Taxis
9. DEFY THE LAW – The Orchids
10. HAPPY LIKE YESTERDAY – The Groovy Little Numbers
11. JULIE CHRISTIE – The Driscolls
12. HIGH – Choo Choo Train
13. CREMATION TOWN – The Poppyheads
14. TATTERED, TANGLED AND TORN - Bradford
15. SO HAPPY TO BE ALIVE – Thrilled Skinny
16. SISTER GOODBYE – The Prayers
17. ANORAK CITY – Another Sunny Day
18. SHE’S GONE – The Train Set
19. BARNOON HILL – Pacific
20. FOREVER HOLIDAY (Ediesta Version) – Blow-Up
21. MARY’S GARDEN – The Mock Turtles
22. THE PENNINE SPITTER – King Of The Slums
23. COLOURS AND SHAPES (Demo) – Pale Saints
24. THE BALLAD OF JET HARRIS – Apple Boutique

【DISC 2】
1. THE HILL – The House Of Love
2. DYING FOR IT – The Vaselines
3. KIRSTY – Bob
4. SLACK TIME – Cud
5. PLEASE RAIN FALL – The Sea Urchins
6. SHAME ON YOU – The Darling Buds
7. PRIZE – Kitchens Of Distinction
8. TOO MANY SHADOWS– The Heart Throbs
9. DO IT FOR FUN – The Bachelor Pad
10. THEY FELL FOR WORDS LIKE LOVE – Hangman’s Beautiful Daughters
11. GIVING WAY TO TRAINS – Murrumbidgee Whalers
12. WHAT’S GOING DOWN – The Shamen
13. HEAVEN KNOWS – The Flatmates
14. SPELL IT OUT – The Waltones
15. MRS SUSAN SPENCE – The Wilderness Children
16. YESTERDAY – The Nivens
17. REAL WORLD – Baby Lemonade
18. VILLAGE GREEN – The Clouds
19. FIRE ESCAPE – Rote Kapelle
20. MAD DOGS – Emily
21. THE 18:10 TO YEOVIL JUNCTION – Bubblegum Splash
22. MICHAEL FUREY – Metro Trinity
23. THEME FROM COW – Inspiral Carpets

【DISC 3】
1. SUN, SEA, SAND – The Revolving Paint Dream
2. SURFAROUND – The Fizzbombs
3. PLASTER SAINT – The Church Grims
4. CRUSH THE FLOWERS (Demo) – The Wake
5. SUNSHINE THUGGERY – The Siddeleys
6. CLEAR - Whirl
7. A MILLION ZILLION MILES - Annie & The Aeroplanes
8. YOU OPENED UP MY EYES - Fat Tulips
9. CINCINNATI – Holidaymakers
10. THE CAMERA LOVES ME – Would-Be-Goods
11. ANYWHERE BUT HOME – The Caretaker Race
12. WHO WORKS THE WEATHER – The Great Leap Forward
13. CUBANS IN THE BLUEFIELDS – East Village
14. BYTHESEA ROAD – The Haywains
15. THE OLD ROAD OUT OF TOWN (12” Mix) – The Wishing Stones
16. SHAKE – The Corn Dollies
17. LAND OF GOLD – Bluetrain
18. THE SUN SLID DOWN BEHIND THE TOWER – Reserve
19. APPLE OF MY EYE - Remember Fun
20. MORNING O’GRADY - Yeah Jazz
21. DON'T BURY ME YET – The Raw Herbs
22. CURRY CRAZY - Bad Dream Fancy Dress
23. ON MY WAY – The Claim
24. GLASTONBURY - Rodney Allen



C88 Various Artists: Deluxe 3CD Box Set – Cherry Red Records 
https://www.cherryred.co.uk/product/c88-various-artists-deluxe-3cd-box-set/

2017年7月5日水曜日

Homecomings「Play Yard Symphony」リードトラックのMVが公開

Homecomings / Symphony (2017,CD)

7月にリリースされたHomecomingsのニューEP「Symphony」より、リードトラック「Play Yard Symphony」のMVが公開されました。


MVの冒頭〜イントロの描写は、まるでスウェーデンのパワーポップ・バンドthe Wannadies「Bagsy Me」のジャケットのようで美しい。


サビでの感情が溢れでるようなストリングスと、アタックの効いたギターフレーズもまた気持ちがよく、クラブで聴くとバーストする光景が浮かびます。
2017年9月のツアーでは、広島での追加公演が決定したので日程が合えば見に行きたい。。。



Homecomings - Official
http://homecomings.jp/
Homecomings「Somehow,Somewhere」京都発、ギターポップバンド - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2016/04/homecomingssomehowsomewhere.html

2017年7月3日月曜日

Washed out「Mister mellow」チルウェイヴ・サウンドの3rdアルバム、CD+DVDでリリース

Washed out / Mister mellow (2017,CD+DVD,Stones Throw)

2009年デビューのUSジョージア出身のSSW、Ernest Greeneが「Washed out」名義で活動するサウンドユニット。

2011年にSub Pop(US)より、1stアルバム「Within and Without」をリリース。
ローファイ〜シンセポップ寄りの新しいサウンドで、当時Washed outは"チル・ウェイヴ(the Chillwave Movement)"というジャンルでの、代表格のひとつとして扱われていましたね。



前作2nd「Paracosm」(2013,Sub Pop)より、4年ぶりとなるこの3rdアルバム。
1st、2nd共にアナログ盤でもリリースがあったのですが、今回3rdのフィジカルは、CD+DVDの2枚組のみとなっているようです。後からアナログ盤リリースってことはないですよね?
あと、ジャケがちょっとダサい…これまでのアートワークが良かっただけに少々残念。





Washed Out - Official
http://washedout.net/
Washed Out - Stones Throw Records 
http://www.stonesthrow.com/washedout
Washed Out「Paracosm」:Goodサウンド、Goodワールド - Tempting Soda Records 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2013/09/washed-outparacosmgoodgood.html

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