2015年2月25日水曜日

Real Estate:文句無しのドリーミーサウンドが続いてる

Real Estate / Atlas (LP,2014)

直訳すると”不動産”という、不思議な名を持つアメリカのインディバンド。

1st「Real Estate」(2009)、2nd「Days」(2011)と購入している方は、迷わず即購入OKでしょう。


1stや2ndと違う点…それは5人組のバンド編成になったこと。

しかし、エバーグリーンなサウンドは全く変わらず、冒頭「Had to Hear」のイントロ、ギターの1音目から心を掴まれる。
“ネオ・フォーク”と称されるように、ノスタルジック・ミュージックな訳ですが、何度も何度も聴くうちに病み付きなる不思議さ。voのアタックは特に強くないけど、彼らの奏でるギターのアルペジオがやはり満点なんですよね。

個人的には、かなり地味な部類に入ると思うのですが(決して「ポップ」では無いよね)、こうやって地道に時間をかけて3rdアルバムまで続いてるのは、全世界のインディファンの良心でしょうね。





Real Estate『Atlas』インタビュー :iLOUD 
http://www.iloud.jp/interview/real_estate_atlas.php

2015年2月20日金曜日

KOGAレコーズ発!懐かしの7インチレコード

日本のインディレーベルのKOGAレコーズを、学生の頃”レーベル買い”していました。

CRAWL「milkicking」(CD,1995,KOGA-009)あたりから買っていたので、結構初期からのファンかもしれません。(参考

KOGAは当時から積極的にレコードを切ってくれて、自分自身がレコード好きになるキッカケを与えてくれました。
そんな、今現在でも手元にある7インチを少し紹介します。

Nudge’em All / Lazy man (1997,KOGA-027)
パワーポップクラシック!1stEP!!(Amazon)


the Automatics / Automatic Eraser (1998,KOGA-043)
ギターポップ・"パラッパ"・アンセム!!(Youtube,Amazon)


Ron Ron Clou / Do sports!!(1998,KOGA-048)
極上疾走系ポップ。グレイト!!(Youtube,Amazon)


the Palm Songwriters / Brenda walsh (1998,KOGA-059)
ボッサテイストなメロウチューン!(Youtube,Amazon)


Teeny Frahoop / Coaster sride / Split EP (1999,KOGA-061)
ガールズロッキンパンクポップ3ピース!(Youtube,Amazon)


Dizzy Joghurt / Dizzy joghurt theme (1999,KOGA-070)
This is レイトアノラッカー!KOGAで一番好きなバンド!(Youtube,Amazon)


Jimmy Pops / Love hunt (1999,KOGA-072)
Cuteボーカル!2分間で駆け抜けろ!(Youtube,Amazon)


Mix Market / Heart wave (2000,KOGA-098)
ウルトラキャッチーメロディ&ハモリにガールズパンク!!(Youtube,Amazon)



当時90年代後半、「ネット通販」はもちろん無いので、どうやって選んでいたかと言うと、びっしりと情報が書かれた3行カタログ(レーベルの広告やA4チラシ)が唯一の情報源でした。
それを見ながらオーダー(音は聞けないので勘でチョイス)を手書きし、なんと普通郵便為替と一緒に封書に入れて注文していました。

絶対に今の視聴できるWeb通販やダウンロード購入が便利なので、振り返るとあのころの苦労はもうしたくないですね(笑)。
また機会があればこの当時のことも書いてみたいと思います。

2015年2月12日木曜日

スタカンファンにもオススメなNew Street Adventure「No Hard Feelings」

New Street Adventure / No Hard Feelings (2014,LP)

VoのNick Corbinの歌声がホント良いんだわ!
2年前、彼らについて「アルバムが楽しみ!」とエントリを書いておきながら、あやうくアナログ盤を買いそびれるところでした(笑)。

ロンドン在住のNick、Ash、Charlie、Billy、Jeremyの男女混合5人組ソウルバンドです。
キャプションには「UKの名門、Acid Jazzレーベルが発掘した、“Hard Hitting Guitar-Soul”!」と銘打たれてますが、音を聴いてもらえれば納得していただけるかと(ちなみに彼らのフェイスブックのジャンル欄では”New Wave Soul”と書いてある)。


イチオシの曲は、グレイトなベースラインと所々に入るブレイクが心震える「Lacky lady」。
もうひとつは、スローなハモンドオルガンから徐々に駆け上がっていき、ホーン&ハンドクラップの溢れるサビがエンディングに相応しい「the Big A.C」。

現在進行形のニューソウル〜スタカン直系サウンドでメロウなひとときをどうぞ。


the Style Council「Shout To The Top」を思い出してしまう…。



New Street Adventure:Official
http://www.new-street-adventure.com/

2015年2月9日月曜日

村上さんちのレコード棚


ジャズのコレクターとしても有名な作家の村上春樹氏が、「読者からの質問に答える」という形で期間限定サイトをオープンしています。
その中の回答が面白く、レコード好きとして思わず唸ってしまいました。

村上さんところ:村上さん、謝ってください
http://www.welluneednt.com/entry/2015/02/03/113800

[引用:村上氏の回答]ほんとうに申し訳なく思います。すみません。あれってクセになるんです。泥沼です。僕もいつも家人に叱られています。昨日も中古盤バーゲンで60枚もレコードを買い込んできました。しばらくぜんぜんレコードを買わなかったんだけど、あまりに安いのでついまとめて買ってしまいました。もう置き場所もないのにね。

この質問、もしかして村上さんが考えたのではと思うくらいに親近感が(笑)。
「しばらく買わなかったんだけど…」と、まるで免罪符のように書いている部分がいいですね。

あと、「ついまとめ買い」って言ってますが、これは他人からは全く理解されないでしょう。
しかし…いいんです理解されなくても、あんまり聴く時間がなくても、置き場所がなくても。目の前に欲しい安レコがあれば、買うしかないんです!助けてあげるんですよ!(何を言ってるんだ私は)




じゃあ、私自身の場合はどうなのか…

レコードを良く買っていた時期では、家人からは
「この棚からは、絶対にはみ出さないで下さい。」
と、やんわりと釘を刺されていました。

最近は、頻繁にレコードを買っていないので、
「どうしたの。最近あんまり聴いてないの?」
と、逆に心配されます。

お互いの趣味に関しては「干渉しない」がモットーなのですが、チラチラとレコードの在庫量を見張られている(?)くらいが、丁度良い距離感なのかもしれません。



村上さんのところ(期間限定サイト)
http://www.welluneednt.com/

2015年2月4日水曜日

Belle and Sebastian「Girls In Peacetime Want To Dance」もちろん買いました。

Belle and Sebastian / Girls In Peacetime Want To Dance(2015,CD)

先日、ベルセバ9枚目となるアルバム、新譜「Girls In Peacetime Want To Dance」がリリースされました。

今回のリリース形態は…
・CD輸入盤(デジパック)
・CD国内盤(ボートラ4曲)
・アナログレコード(2LP)
・レコードデラックス版(BOX,4LP!)


なんといっても話題は、美しいBOX仕様のデラックス版で、国内レコ屋での流通は8000円前後でしょうか。良いお値段!
リリース元のMatadorのサイトだと、2015/1/30時点では44.99ドルでした(レート換算:約5400円)。


そこで私はというと…値段が安かった「輸入盤CD」を買いました。やはり値段には勝てない。ちなみに、予約時は1618円でしたが、購入時には1487円まで下がっていました。

ダンスフロアで流れるようなチューンが多い中、私が一番好きな曲は、Tr.1「Nobody's Empire」、Tr.8「Perfect Couples」です。このブログを読んでいる方なら、すでに買っていると思うので、内容に関しては特に言及しません。笑

っていうかさ、最近アナログ盤高いよね……1LPの通常重量盤で廉価版を出してくれ!(無理)




2015年2月2日月曜日

【映画】マージン・コール :リーマンショック直前、投資銀行の24時間

【映画】マージン・コール ”Margin Call” (2011,DVD)

ドキュメンタリータッチで描かれる、あの日の金融危機直前の様子。
大変面白かったのでメモ。

大手投資銀行(リーマン・ブラザーズをモデルとしている)の24時間を舞台とし、2007年に発生した世界金融危機に焦点を当て、金融危機のあいだに従業員たちが取る行動が描かれています。(Wikipedia)

深夜のオフィス。煌煌と照らされる端末群。
金融界のオフィスの様子とともに、ボスと部下との駆け引き、そしてエゴ。
ただ淡々と描いているだけなので、見る人をかなり選ぶのですが、金融や経済に興味があり、「世紀の空売り(マイケル・ルイス)」「リーマンショック・コンフィデンシャル(アンドリュー・ロス)」といった書籍を読まれた方には強く推奨できる映画です。



印象に残った台詞
上司が部下(リストラされそうな新人)に、金融業の価値を語る。

この仕事を続けるなら、自分の価値を信じろ。
高級車に乗って豪邸に住めるんだ。

そんな暮らしを維持するには市場を支配するしかない。
支配をやめろ?公平な世界を実現するため?

そんな世界など、実は誰も望んでない
人は与えられることに慣れていて、無垢なフリをして生きる。
そんな偽善者どもは気にするな。

一般人だと?これで会社が崩壊したら、連中は俺たちを非難する。
だが、何も起きず元通りになったとしても、連中は俺たちを馬鹿にして死ぬほど笑うに違いない。
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自分たちを別世界に住む人種と考え、当時の傲慢さが伝わる痺れるような場面。
これを高級車アストンマーチンの中で述べているのがなんとも面白い。

資料によると、これだけ豪華なキャスト陣にもかかわらず、製作費用は自主製作映画なみと。
なぜなら、トレーディングルームを模したビルのフロア一室のみで撮影が行われ、派手なアクションやエフェクトが皆無に等しいため。

主にセリフのみで展開されるストーリー構成でも引き込まれてしまうのは、ケビン・スペーシーやジェレミー・アイアンズといった渋い役者の巧さがあってこそだと思います。



Margin Call | Official Site 
http://www.margincallmovie.com/

以下、個人サイト
『マージン・コール』(2011)豪華キャストで製作された、リーマン前夜の悪あがきを描いた野心作。
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201404/article_10.html
マージン・コール / Margin Call:すばらしくてNICE CHOICE
http://gogonyanta.jugem.jp/?eid=3753
『マージン・コール』感想:Ultimate Trip
http://blog.livedoor.jp/eiga_no_mikata/archives/3256165.html