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8月, 2017の投稿を表示しています

Rex「Best Obsessions」メロディアスなマイナーUKギターバンド

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Rex / Best Obsessions (LP,1989)

このアルバムと、シングル2枚を残して消えていったUK出身4人組バンド。
メインVo.であるAdam Ryan Carterが全曲手がけており、実質彼のSSW的作品になっています。

前述通りリリース数の少なさが、ギターポップファン的には逆にたまらないんですが、メロディ重視のギターバンドが好きな方にはオススメです。
Aztec Cameraライクなメロディ運びの「Sleepwalking」や、the Hormons〜Astridのような骨太ギターポップの「Too Pretty Too Soon」あたりは、十分訴求できるんじゃないでしょうか。
いかんせんマイナーバンドなので、アナログ盤が中古屋にあるかどうかわかりませんが、もし売っていれば安くあると思うので是非とも即購入を。



the Automatics「Battle fever」疾走ギターポップ・チューン

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the Automatics / Battle fever(AT) (1997,LP,KOGA-024)

"レイト・アノラッカー"こと、ヨシノモモコと、ギターバンドRon Ron Clouのユニット。
期間限定ユニットのはずでしたが活動期間は1997〜2004年までと長く、CDアルバムを3枚リリースしています。



最初にCD「Battle fever」を購入してthe Automaticsにハマリ、その後KOGAレコーズをレーベル買いしていく中で、自分の音楽観に強い影響を与えてくれたアルバムでした。


アナログ盤(KOGA-024)と、CD(KOGA-025)はジャケ違い。収録曲と曲順は同一です。
アナログ盤は歌詞スリーブ入りで、ラベルは[A]utomatics、[B]attle feverとグラフィカルに表示。

[収録曲]
A1:SCREAMING!
A2:BURST '64
A3:YESTERDAY'S CHILDREN
A4:I WISH
A5:SECRETS
B1:I KNOW YOU'RE A GOOD BOY
B2:MOMO, THE NOVEL THIEF
B3:MORALITIES
B4:(HE LOOKS AT ME,) INSIDE
B5:I WISH(reprise)

the Primitivesの「SECRETS」カバーも反則級ですが、個人的ベスト曲は先行にて7インチでもリリースされた「YESTERDAY'S CHILDREN」。もうCDが飛ぶくらいに聴きまくりましたね。
パンキッシュで、ややヘビーなギターフレーズなんだけど、ヨシノモモコ嬢のVoとコーラスワークで軽やかに疾走するギターポップ・チューンに仕上がってます。最高。




どうしても欲しかったアナログ盤は、当時見た最高値で4800円。
まぁそれほど人気盤だった訳ですが、さすがに高いので値ごろになるまで20年待って(笑)、数ヶ月前ヤフオクで手に入れました。落札金額は1700円也。入札は自分のみだったので人気が無いのか、それとも欲しい人には十分行き渡っているのか。
当時のKOGAレコーズでのアナログ盤のプレス枚数は1000枚〜1500枚だったので、現在はそれほどレアでは無いと思います。


KOGAレコーズ発!懐かしの7インチレコード - Tempting Soda Re…

Stone Foundation「Street Rituals」Paul Wellerプロデュースのソウルフレーバー溢れる4thアルバム

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Stone Foundation / Street Rituals (2017,LP)

UKウォリックシャー州出身8人組バンド、ソウルフレーバー溢れる4thアルバム。
今年2017年5月には来日し、Blue Note Tokyoにてライブしていますね。

今作4thはプロデューサーに、あのPaul Wellerを迎え、数曲は兄貴自ら歌い上げます。これはアツい。
限定のアナログ盤は、DLコード付き、ゲートフォールド(見開きジャケ)、クリアヴァイナル仕様。

ブラス&ストリングスが華を添える、冒頭A-1「Back In The Game」からPaul WellerがVo.で参加し、まんま初期the Style Councilなスローバラードで胸が熱くなります。


ソウルダンサーなパーティチューンA-4「The Limit Of A Man」や、メロウなブラスが最高なタイトル曲B-1「Street Rituals」もグッド。
the Style Councilファンはもちろん、同郷New street AdventureやTrambeatファンにもオススメできるソウル&ジャズブレンドで高品質な1枚になっています。





Stone Foundation - Official
http://www.stonefoundation.co.uk/

METAFIVE「META HALF」浮気なぼくらをMETAサラウンドで染めて

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METAFIVE / META HALF (2017,LP,Warner Music Japan)

高橋幸宏(YMO)
小山田圭吾(Cornelius)
砂原良徳(まりん、ex.電気グルーヴ)
TOWA TEI(テイ・トウワ)
ゴンドウトモヒコ(anonymass)
LEO今井(KIMONOS)

6人のミュージシャン(というより、音楽家、プロデューサ)からなるユニット。
1stアルバム「META」に続く、2ndアルバム「META HALF」のアナログ盤です(2016年にリリースされたCDは5曲入りで、曲順がアナログ盤と違う)。

アナログ盤は6曲入り45rpm仕様、音質はメチャ良いです。
しかしインナースリーブ無し、歌詞カードがペラ1枚という内容は少々さびしいかと思います(限定なのでグラフィックスリーブ、もしくは少しオマケがあったほうが嬉しいかも)。

あと気になったのは、外側シュリンク包装の上にダサい「宣伝シール」が貼ってあって、せっかくのTOWA TEIアートディレクションが台無しに。あくまで日本盤なので、売ろうとする姿勢は分かるけど、このユニットについては必要ないのでは?と思いました。

自分がYMO影響下にあるのを前提として。
METAFIVEの曲を聴いてからの印象と、高橋幸宏ユニットなので、私はどうしても"現代版YMO"を感じてしまうのですが、メンバー的には「"YMOの影"を想像してもらっても構わない」そうです。

そのあたりを少し、1stアルバム「META」でのインタビュー記事より抜粋。
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[引用]
── なるほど。少し話題が変わるのですが、今回の『META』に“YMOの影”を感じるリスナーもいるような気がます。しかし、そう思われるのは心外だったり苦々しかったりするのでしょうか?

(砂原)いやいや、それは自然は自然です。YMOは自分たちの血肉になっている部分もあるし、実際、『META』をつくる前はライヴでYMOの曲を結構やっていたわけですけど、YMOの代用品と思われるのはすっきりしない。その意味では、オリジナル・アルバムができてよかったなと。

(ゴンドウ)YMOと比較されるのも構わないし、各メンバーのファンが聴いてくれるのも光栄だし、『META』で僕たちの音楽が好きになるのも嬉しい。

(テイ)『META』を聴い…

Everything but the girl「Love not money」日本盤とUKオリジナル盤を比べる

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Everything but the girl/ Love not money (1985)

ネオアコファンにはお馴染みですね。
かつてTracey ThornとBen Wattが組んでいて、楽曲的にはジャズ→ボサノヴァ→ポップス→AOR→ドラムンベース(!)と変遷していった好ユニットです。

最近、2nd「Love not money」のUKオリジナル盤を手に入れたの比較したいと思います。

【左:UK盤】
リリース:1985年
カタログNo:BYN 3、240 657-1(Blanco Y Negro、WEA)
マトリクス刻印:240675-A/B、R/S Alsdorf
(Alsdorf:この年代のヨーロッパ共通のUK盤の場合、ドイツにあるWEA(Warner、Elektra、Atlantic)流通系のAlsdorf社工場でカット&プレスされた刻印で、高音質盤の証らしい)

【右:日本盤】
リリース:1986年
カタログNo.:35501-25(Vap)
マトリクス刻印:35501-25-A/B-1


まずは値段ですが、日本盤は中古盤屋で2000年頃に手に入れて、帯なしで当時2000円くらい(コンディションは、ジャケG/盤Exくらい)。UK盤はヤフオクで800円でした(コンディションは、ジャケEx/盤Vgくらい)。
この「Love not money」は各国盤が相当出てるのですが、2017年現在、一番レアなのは「日本盤帯付き」です。


日本盤はライナーノーツ付きで、UK盤は歌詞インナースリーブ仕様です。
ジャケットに関しては、日本盤は折り返し糊付けのある厚手のコート紙で、UK盤はツヤ有りで少し薄いペラ紙。
表面デザインは同じで、裏面はなぜか「A」「B」のフォント色が違うという微妙な差があります。日本盤はボートラ2曲収録しています。



日本盤のラベルは格子模様がかわいいCherry Red仕様で、UK盤はおなじみBlanco Y Negroフラッグです。私の持っているUK盤は、A面がレーベルシールのプレスミスがありました。残念。


日本盤を手に入れた当時は、ラッパが気持ち良くクラブ映えもするA-1「When all’s well」を好んで聴いてました。
時は流れ、ETBGのアルバムを一通り聞いていくなかで、最近はBen Wattのギターアルペジオが心地よいB-1「Bal…