Nick Heyward:こジャレた邦題が花を添えた時代
Nick Heyward / Postcards from home (1986,LP)
久しぶりにNick Heywardのレコードに手を取りますと、邦題やらライナーの文面にクラクラ。
「あの娘からのポストカード」…。アイドルっぽくてイカした邦題です。
続いて、曲名を見ていきますと…
時代でしょうか、ニックに対する"アイドルとしての偶像"がそうさせるのでしょうか。甘い言葉が連なります。
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日本盤に付いていましたライナーノーツを見てみますと、現代のロック系ライターが見ると卒倒しそうな文言が。
明らかに女性リスナーを意識して、まるで女性誌のコラム・エッセイのようなタッチで描かれています。曲よりもむしろ、ニックが今どうしてるかとか、成長を見守っているとかに重点がおかれて構成されています。
これらを読んでみて、なんだかとても恥ずかしい…と思ってしまう、私の心は汚れているのでしょうか。
最後に、タイトルから見る私的ベスト3を
1.「僕のハート通信」 - Again In My Heart
2.「キッスはしたけど」 - We've All Been Kissed
3.「愛をティーチ・ユー」- Teach Till You Rach
素晴らしい邦題です。