2012年も音楽と向き合う、年頭の気持ちを
phono selections / softestthing
今年、どう過ごしたいか妄想も含めて。年頭の気持ちを。
新譜を買いたいが慎重すぎるのも
良質な情報は潤沢にあるのですが、どうも食指が動かないのが昨今の状況でもありまして、ちと情報過多なのかなと振り返ってみたり。
例年並みに新譜を買いたいところですが、取捨選択を慎重になるあまり、逆に冒険買いが少なくなっております。歳なのでしょうか、どうなのでしょうか。
CD媒体はどうなるの?
昨年末、一部欧州のブログで「2012~13年、CDリリース無くなる!?」との観測記事が出ておりましたが…イヤイヤまだだと思います。
がしかし、中古CD市場での単価下落は大きいですね(あ、自分が買うジャンルですが)。
あの頃買えなかった思い出とともに、大人になった反動で10枚単位でサクッと買えちゃいます3000円あれば。とても健全とは言いがたい状況ですが、往年の名盤がレンタルより安く買えちゃう状況は、もうしばらく続きそうです。ありがたいです。
幸せな状況は続くのだろうか…
米国のWeb界隈では音楽ストリーミングサービスが勃興していて、日本の数歩先を行っておりますが、媒体購入の機会においては、現在の日本の状況も悪いとは思いません。
データでも、CDでも、アナログレコードでも聴けて(しかも安く!)、リスナーとしては今の時期が幸せの真っ只中じゃないかと思うと、「あとは下っていくだけ…」となるのですが。…なんとも。
god save the queen / Sami Keinänen
アナログレコードは随分元気じゃないか
アナログレコードは音楽業界全体からみれば微々たるシェアですが、一番元気な媒体になってきそうです、今年は。
Amazonなどでも積極的にプッシュされていますので、メジャーアーティストもブーメランのごとく再発盤をリリースしていますね。
10年前のアナログブームまではいかないでしょうが、アナログプレーヤー自体の需要も喚起され"音楽を趣味として嗜む"人々が少しは戻ってくるのではと思います。
それでは今年もよろしくおねがいします。