音楽ブームとは疎遠になって


http://www.flickr.com/photos/thebustocrookes/3380731762/


思えば、ブームやムーブメントといった「今乗るしかない!」的なものから、遠く離れてしまっています。

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卓上オーディオ (Tabletop Audio):
いまさらだけども「ブリットポップ」1990年代の音楽を振り返ってみる(2) http://tiiduka.blogspot.com/2011/10/19902.html

[引用]「踊らされる」のが消費者なんですが、踊らなくなったのが最近の洋楽シーンなんでしょうかね。
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ギターポップとかネオアコといった私の音楽趣向が、メインストリームと大きく外れているのは承知なのですが、たしかに踊ってはいないと思います、と雑感を。


シーンを追いかけるというか、フィルタにかかった情報源と、自分のライブラリを眺めながら無意識に買っている感じです。これについては、以前のエントリにて。
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自分の好きな音楽を無意識に買うようになって
http://tmp-soda.blogspot.com/2011/07/blog-post_20.html
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知人の20代の方に、「音楽聴くの?どこで買ってるの?」と聞いてみました。返答は、

 20代の方「買わないッス。」
 私「じゃあレンタルとかしないの?」
 20代の方「いや、聴かないッス。理由は特に無いですが。」

そうなんですよね、音楽聴くことは今の時代において、必ずしも優先では無いんです。
むしろ、TV見たりケータイいじったり、友達としゃべったり…他にもすることが沢山ありますから。

…あれ。
確か、十年前、私の学生時代の周りもそんな感じだったよなあ。好きな人は”雑誌漁って、買ってでも”音楽聴くし、興味ない人は全く聴かないし。

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冒頭に戻って。

派手な広告や販促物では、上記のようなライトユーザーの購入欲が高まる時代では無いのかもしれません。
しかしながら、タワレコをたまに覗いてみますと、コアなファンには洋楽売り場縮小を感じるかもしれませんが、結構頑張っていると思います(なんて偉そうな私目線)。

POPも以前より派手だし、J-POPコーナーや視聴機も見やすいと思うのですが、どうでしょうか。
「踊る人」「踊らない人」はいると思いますが、絶えずブームを意図的に作ることにより、裾野が広がっていくことは確かなのですが。…まあ、届いていないようでしたら残念な限りです。


…前述の彼に、ササっとthe Pains of Being Pure at HeartのCDでも渡して「コレ聴いてみてよ」なんてカッコつければ良いのですが、UZEEEEEと思われるのがオチなので、止めておいたことを報告しておきます。


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