La Pequena Suiza「Simpatico EP」:哀愁ギターのカッティングfromスペイン


La Pequena Suiza / Simpatico EP (1999)

10インチの鮮やかなオレンジ色ジャケットは、スペインのElefantレコーズより。

90年代後期、今と同じようにElafantには元気良く勢いがあって、数枚の7インチを毎月順次リリースしていました。
ギターポップファンの資金源を根こそぎとるようにに充実したラインナップを提供するため、「2枚組みEP:1200円」など平気で市場へ投下していましたので、追いかけていた私は当然資金ショートに陥りました(遠い目)。


そんなElefantの、泣きの製品群から1枚です。

ジャケットも素敵ですが、ハッキリとしたホワイト色のヴァイナル・カラーも良く映えます。
「元気一杯スパニッシュ・インディ!」とは一線を画して、ネオアコチックなギターのカッティングと、女性voの哀愁コーラスが寒い季節に心染みわたります。

あと、なぜかこの頃は各レーベル、10インチでリリースするのが流行していました。
LPサイズと共存させるため、自身のレコ棚保存への作業が少し苦労したのを記憶しております。最近は、10インチのリリース事情はどうなんだろう…とも思いにふける1枚でした。




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