帯つき日本盤レコードと、20年以上前の状態の良さ

もう2012年になろうかというのに、1985年製のレコード盤とジャケットが普通に残っているという事実が、媒体で持つ大切さのひとつではないかなと感じます。

@kura_mo さんのエントリで、日本盤についての捕らえ方(割り切り方?)が面白かったので、雑感を。
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Otokichikun-Factory
匠の業 
http://blog.livedoor.jp/kura_mo/archives/51903606.html

[引用]日本盤って基本いい状態で残っているものが多くて、それもプラス要素だと思います。ジャケも中身もピカピカってのもいくつかあります。(中略)
まあこういう事をつらつら書くと言い訳っぽいんですが、要は高いオリジナルを買わずとも手ごろな日本盤で充分楽しめるんじゃないか、と。貧乏人としてはこういう楽しみ方もあるよ、という、まあ言い訳ですねw
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自分自身が所有している日本盤の帯付きを見ますと、やはり盤面、ジャケットともにコンディションが良いのが多いですね。

音楽系書籍には良く書いてありますが、当時の物価から言えば
  レコード=高価な嗜好品
と。本体価格が今と変わらず2500円というのがまた…。だからビニール外袋に入れたりして丁寧に扱って、ジャケットや帯の状態が良いものが多いと思います。
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中古レコの落書きなどで、前の持ち主を想像する 
http://tmp-soda.blogspot.com/2011/06/blog-post_21.html
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私の実家には以前ステレオセットがあって、父親は持っていたレコードをとても丁寧に扱っていたのを記憶しています。毎回、レコードかけた後はクリーナーで盤面をひと拭きして仕舞っていました。

現在も20~30年前のレコードが当時のままに、中古レコ屋の店頭に綺麗に残っているのではスゴイなと。
全ての日本盤がそうとは限りませんが、このような先人の使い方のおかげかもしれませんね。





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