Venus pater:マンチェスターへの手紙
Venus pater / Space driver (1994,CD)
「ファッション通信」も、マッドチェスターも、そしてバンド自体もリアルタイムに触れてはいないのですが。
イギリスと日本が急接近した90年代前期、渋谷は熱かったのかなと遠巻きながらも感じる一枚です。
2012/5/27に行われた「Madchester night」のライブ映像が、KOGA Recordsからアップされていました。
【VENUS PETER】2012.5.26 MADCHESTER NIGHT 2012
120526_MADCHESTERNIGHT2012 - UNIT
http://www.unit-tokyo.com/schedule/2012/05/26/120526_madchesternight2012.php
[引用]マンチェスター・ムーブメントがイギリスで最高潮に盛り上がった89年~91年に日本でも時代の空気に敏感に反応したアーティストがヴィーナス・ペーターとシークレット・ゴールドフィッシュだった。
共に90年に結成、91年にはワンダー・リリースよりアルバムをリリース。様々なイベントで共演したこの2バンドは当時マンチェスター・シーン、セカンド・サマー・オブ・ラブへの日本からの返答として日本のインディー・シーンを牽引
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2005年には"一年間限定"として再結成、オリジナルアルバム「Crystalized」リリースしたり、過去作品をコンパイルしたベストアルバムが出たり、ライブしたりと精力的に活動されているそうです。
Venus paterを初めて知ったのは、トラットリア(trattoria)からのコンピ「Prego! '93」の中古CDだっと思います。
後追いで知った90年後期は、この「Space driver」がレアで結構探しました。その後2000年には、KOGA Recordsより再発アナログ盤(ジャケ違いなのが残念!)が出た際は狂喜しました。
今でもイントロでかき鳴らされるギターを聴くと、高揚感で胸にきます。
前述のライブ、もう現場に居たら「Every planets sun」のイントロで号泣必至じゃないかと…。