レコードを欲しがる人がいるから、今でも普通に売ってる
http://www.flickr.com/photos/jkgroove/2496197464 |
レコードショップJet Setの店員が、UKデイリーテレグラフ紙から取材を受けていました。
その取材の、質問内容に対する回答が興味深かったので、雑感を。
---News | RECORD CD ONLINE SHOP JET SET
「アナログレコードはなぜ売れる?」
http://www.jetsetrecords.net/news/2010/10/post-44.php?t=1320407238
[引用]鶏と卵の話みたいですが、実は第一の理由は「アーティストが積極的に作るから」それが紛うことなき販売店やバイヤーの現場感覚です。
アーティストが作品として出して、それを欲しいユーザーがいるのですから、アナログレコードが売れることに何の不思議もない。
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2011年になっても、アナログレコードでのリリースが当たり前のようにあるなぁ、と感じていたのですが。(というか、アナログ無いの?って普通に思ってしまう自分が…)
アーティストが積極的に作る理由って何なのでしょう。やっぱり買ってくれるお客さんが確実にいるから?
こういうアプローチができるのはインディ系ならではと思うのですが、ノエル氏のようなメジャーなアーティストもアナログリリースしているので、販売数見込めなくても「サービス的要素」で意図的に発売しているのでしょうか。どうでしょうか。
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[引用]昨年あたりから目立って増えた、「ダウンロードコード付き(便利でしょ?)アナログレコード」の存在も見逃せません
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自分が購入する選択肢として、「アナログレコード+DLコード」がデフォルトになっているのは事実です。
そして私個人は、聴く媒体はどれでもいいけど、持っておきたいのはアナログレコード…というワガママな図式。
[音楽を聴く媒体]
アナログレコード=CD=音源データ
[購入の動機となる選択肢]
アナログレコード>CD=音源データ
そんな「DLコード付き」という販売要素が、今でもレコード好きをしっかりと繋ぎ止めておき、デジタル環境とも仲良く暮らしていける一因ではないかなと思っています。