Club 8 「Adove the city」:進化し続ける北欧ピュア・エレクトロ

Club 8 / Adove the city (2013,LP)

スウェーデンのピュア・エレクトリックな男女デュオ(Johan Angergard、Karolina Komstedt)、CLUB 8の新作です。

以下、ディスコグラフィ
Nouvelle (1996)
the Friend I Once Had (1998)
Club 8 (2001)
Spring Came, Rain Fell (2002)
Strangely Beautiful (2003)
the Boy Who Couldn't Stop Dreaming (2007)
the People's Record (2010)
About the City (2013)

今作で8枚目か……立派なベテランじゃないか。
メンバーでもあるJohan AngergardがレーベルオーナーをつとめるLabradorレーベル自体も、バンドと共にいつの間にやら"老舗"の仲間入り。

私は運よく、彼らのブレイクし始めでもあった「Missing you(12")」〜2ndアルバム「The Friend I Once Had」で知ることができた世代なので、結構長い間彼らと接しているようです。



常に新しいことに挑戦してる彼ら、今作「Adove the city」はアンビエント〜エレクトリック・ポップ中心の構成ですが「A small piece of heaven」や「Hot sun」では彼らの真骨頂でもある楽曲の透明感がよく表現されています。

自分のような古くからのファンは「おや?」と少し戸惑うかもしれないけど、2ndアルバム「The Friend I Once Had」のようなポップ感とか、4thアルバム「Spring Came, Rain Fell」のピュア・アコースティックとも違う別顔がみえてきて、8枚目でも全く飽きさせないところに息の長さを感じることが出来ます。







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