音楽事象を丁寧に紡いだ感じ:「DU」ディスクユニオン発行本

DU diskunion catalog book / 2011 spring-summer
DU diskunion catalog book / 2011 spring-summer Photo by Tmp_Soda_Rec

感想としては、「米国音楽」や「クッキー・シーン」な感じではなく、タワーレコードの「bounce」に近い印象を持ちました。直球なガイド本でも無く、カルチャー本でもなく、ゆるやかに紡がれている感じが。


ディスクユニオンの「カタログブック」というを以前から気になっていました。そして、今回新装ということを知って購入してみました。

A5サイズで144P、表紙にはDUの箔が押してあり、”豪華なファンジン”といった装丁になっています。内容に関しては下記サイトにて。

---
diskunion: 【お知らせ】diskunionカタログブックが大幅にリニューアル! 4月25日「DU」登場 
http://diskunion.net/portal/ct/news/article/0/21734
---


こういった本は、ニーズがあるのかと購入するまでは不思議だったのですが、音楽を中心として、その周りの現象についてしっかりと書かれている点が非常に面白かったです。

今では旬な情報は、webやtwitterなどで瞬時に得られますが、対談記事や音楽事象・文化を、こうして紙媒体でじっくりと読むのもたまには良いなと感じた一冊でした。




Clip to Evernote

今週の人気エントリ

自宅にレコード棚を作るときに考えた事と、寸法についての雑談

「ネオアコ名盤50選」に掲載されたレコードの一覧

カラーヴァイナル特典はあまり嬉しくない…。

Moshi Moshi:伝説のインディポップ・コンピレーション

Cornershop「Brimful of asha」:ノーマン・クック先生の魔法が掛かった45rpm

7インチレコードって収納が難しい