なんでコンテンツにお金を払うのさ?


なんでコンテンツにお金を払うのさ? / 岡田斗司夫、福井健策 (2011)

面白かったのでエントリを。


内容は
音楽、本なども含めた著作権周りを、対談形式で記されています。

岡田斗司夫氏(オタキング)の的確かつ、素人(風にみせた)コメントが面白く、著作権関連本の中では、すんなりと読めるのではないでしょうか。
また対談の中では、クリエイターの収益性や、コンテンツの国家間競争などもテーマとして挙げて、幅広く扱っています。


岡田斗司夫について
関係ない話ですが、久しぶりに岡田斗司夫氏の近影を拝見しました。
「と学会」関連や、「オタク学入門」などでいくつか著作を読んだことはありました。
しかしながら、話題にもなったダイエット本以降は、まったく彼の著作物を読んでいませんでしたので、あまりの痩せ具合に勝手に心配してしました。
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岡田斗司夫 - Wikipedia 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%96%97%E5%8F%B8%E5%A4%AB
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以下、メモ書き
・家族が100人居たら、自由に"私的範囲"としての100個コピーしてもOK?
・著作権は敵なのか、それとも味方か
・ネット時代に入り、実はコンテンツホルダー(著作権保持者)が弱い立場にたたされる
・音楽アーティストは、"臨在感"のあるライブグッズが大きな収益源に
・作者はフリーでコンテンツを配布し、パトロンたちでその作者を支えるモデルもあり?
・情報は一体誰のものなのか、情報流通自体を考える時代に


関連してオススメ本
ネットやデジタル成果物、音楽や本などの著作権周りのことを知りたい方、以下の本もオススメです。デジタル流通時代、興味の有る方は是非。

・CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ / 小寺信良、津田大介 



・デジタル時代の著作権 / 野口祐子


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