"女子JAZZ"という単語で掘り起こすもの
Saxophone Colossus Photo by Tmp_Soda_Rec
ここ最近ですが、「女子JAZZ」なる単語を見かけました。
昨年2010年あたりから、流行らせようとキャンペーン攻勢して、なんと2月には、特集雑誌まで発売されていました。
そして3/26には、須永氏の「夜ジャズ」にて、「最強!レコード試聴即売会/女子ジャズをディグる」なコーナーを開催。
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ナタリー
須永辰緒の「夜ジャズ」番外編、春の夜は“女子ジャズ”で
http://natalie.mu/music/news/45134
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”ディグる”って女性にも、一般認知用語なんでしょうか?それにしても香ばしいタイトルですね。
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日経トレンディネット
続々当たる女性向け企画、「女子ジャズ」がウケるワケ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20101112/1033620/?ST=life
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無理やりなようですが、こういった力技でブームを作り、あの手この手で音楽シーンを作り出す方々には頭が下がります。
”男性みたいにウンチクでジャズを語るよりも、シチュエーションでチョイス”…などある意味ステレオタイプとも言える文面ですが、なんか分かる気がします。
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私自身ジャズに限らず、好きなジャケットや、楽器から選ぶやり方のほうがスムーズに入っていけました。ジャズファンからは怒られそうですが、アーティスト自身の情報、録音された時代背景をほとんど知らずに聴いています。
好きな1枚を見つけ、適度な距離感を持ちながら接してみる。
そうすれば自分の守備範囲外も徐々に聴ける様になってくるのが、音楽趣味の面白さかも知れませんね。