フリーペーパーMELODIES:形あるものの魅力

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twitterにてフォローしていた @niagara27 さんがフリーペーパーを発行すると伺い、お言葉に甘えて広島まで送っていただきました。
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どこかにいってしまったものたち 
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厚手の紙にカラー印刷・・・豪華だ!というのが第一印象。
一昔前(10年ほど)は、ファンジン/フリペは白黒コピーが主流だったので、カラーというだけで輝きが。選者の思いれが伝わってくるレコードレビューや、Cafeなどコミュニティ情報が詰まった、まさに「ファンジン」な内容に。

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[引用]紙面構成もできるだけシンプルなデザインで、DTP的なものから遠いものを目指しました。まるでそれはネオアコのレコードの素描のジャケットのような。
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中古で良く買っている、80'sネオアコの7inchには良く、DIYなファンジンや、カタログが付いていたことを上記文章を見てふと思い出す。

それら小さく折りたたんだファンジンには派手さはなくとも、荒い写真、ストレートな文面表現、手書きのシリアルナンバー、そして手触り。

新しいメディアや情報が溢れ続ける中、なかなか確実に届けにくいフリーペーパという媒体。
ただ、ニッチなジャンルが故に欲しい人へは確実に届き、”アナログレコード”、”ネオアコ”というフィルターを通しただけで、twitter上で繋がる不思議。

「新しいWebメディア」と「アナログなフリペ」は、どうも平行に走っている気がしました。



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