同年代から覗く音楽感覚:SNOOZER 2010/12月号

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SNOOZER 2010/12月号 #082

10月下旬、twitterやブログにて話題に上がっていた「SNOOZER」を野次馬的に買ってみました。
なぜ一部の間にて話題になっていたかと言えば、今号の特集でもある「洋楽滅亡カウントダウン」内。
特定媒体の固有名詞を上げていたのですが、その内容自体が間違っており、即座に当事者や外部よりツッコミが入り修正が入った記事でした。

・・・内容自体は購入して読んで頂くとして、その特集内の座談会に参加していたのが
 田中亮太氏:81年生まれ 28歳
 小林祥晴氏:79年生まれ 31歳
ずばり私と同年代です。

最前線で音楽に携わっている彼らの視点と、自分の感覚を重ね合わせながら読んでいくと、面白い内容でした。2人の発言は年齢が重なるので、聴いてきた音楽感覚とかリアルタイム感が非常に伝わってきました。

座談会の「音楽を聴くことのステータスとスノッブ感」の項目にて、
 田中宗一郎氏「(略)スヌーザーに載ったら、もうアウトだね、ぐらいの感覚じゃない?乱暴に言うとね。」 
 亮太氏「乱暴に言うとそうですね」
                      SNOOZER #82 P99より引用

このスノッブ感は、私も確かにあったので大いに頷きました。
私自身、20歳前後にインディを盛んに掘っていた当時は、「音楽雑誌に載る前に聴く」とか「日本盤が出たら終わり」とかトンデモな考えをしておりました。
今考えると生意気な私ですね。情報自体はレコード屋に教えてもらった二次情報なのに。

当時は、現在よりも音楽雑誌を良く買っており「米国音楽(英国音楽)」「MARQUEE」「クッキーシーン」など愛読しておりました。

・・・現在のところ全くの受身姿勢になっており、Webでのレビューや、TL上での流れてくる音楽などを参考に、”確実性の高い”ものばかり聴いているような気もします。
twitterやブログなど皆さんの記事などで積極的姿勢を見ていると、以前のような前のめり感をかき立てられる時もあります。
久しぶりに買った音楽雑誌は今まで見向きもしなかった(失礼!)「SNOOZER」、いろいろ考えさせてくれてありがとうございます。



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