[FST146] Asia fields「Goodbye frank 」Firestationレトロスペクティブ、マンチェとファンカラティーナの気持ち良いクロスオーバー

Asia fields / Goodbye frank (2017,LP,Firestation Records,FST146)

1985年、Vo.のGraham Maleyを中心に結成された6人組バンド。
昨今、過去の名バンドを発掘しコンパイル・リリースに定評あるFirestation Records(GER)より、CDとアナログ盤にてジャケ違いでリリース。
CDは300枚、アナログ盤は手書きナンバリングで200枚限定となっています。

同レーベルよりリリースされた、レア音源発掘コンピ「The Sound Of Leamington Spa Vol.1」(2000)にも収録されていたこのバンド。

過去リリースシングル
「Burst」 (12”,1990)
「Friction」 (12”,1993)
「Crazy caroline」(CD-S,1998)
「Burst」(12”,1990)

90年代数多くいたであろうマンチェスター出身グループの中でも、3枚のシングルを残しており、それなりの評価を得ていたのではないでしょうか。


このコンピアルバムの構成は、最初2枚のシングル+未発表音源。そしてアナログ盤ボーナスとて「Dazed」のライブ音源を収録。
なんといっても、A-1「Dazed」が素晴らしい。高速カッティングギターが光るマンチェ風味、コンガアクセントのファンカラティーナが気持ちよくクロスオーバー。


ソウルブレンドなWowギターと男くさいVo.で、エセStyle Council雰囲気なA-3「Ain't That Just What Love Is」、コーラスも入って哀愁ロックなB-2「Chances」など、あんまり”マッドチェスター”の感じがしない聴きごたえのあるアルバムです。


Firestation Records
http://www.firestation-records.de/

コメント

今週の人気エントリ

自宅にレコード棚を作るときに考えた事と、寸法についての雑談

「ネオアコ名盤50選」に掲載されたレコードの一覧

カラーヴァイナル特典はあまり嬉しくない…。

Moshi Moshi:伝説のインディポップ・コンピレーション

Cornershop「Brimful of asha」:ノーマン・クック先生の魔法が掛かった45rpm

7インチレコードって収納が難しい