NHKのニュースWEBで「アナログレコード特集」を見た感想


立て続けにNHKで”アナログレコード”についての特集がありました。
生産量が少々増えただけでニュースになるというのは、逆に、今の時代「レコードを聴く行為がかなり珍しい」部類というのを、改めて感じました。

アナログレコード生産額が上昇 - NHK 首都圏 NEWS WEB 
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20150417/4109451.html?utm_content=bufferedf5a&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

[引用]一方、アナログレコードの生産金額は5年前の平成22年には過去最低となる1億7000万円まで落ち込みましたが、翌年から上昇傾向に転じ、去年は6億7800万円と過去10年で最も大きくなりました。


アナログレコードで音楽のよさを NHKニュース 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150418/k10010053021000.html

[引用]生産額はピーク時の1980年には1800億円余りでしたが、カセットテープやCDの普及などによって減少傾向が続き、2010年には1億7000万円まで落ち込んでいました。
しかしその後は上向き始めて、去年は6億7800万円と、ここ10年間では最も多くなりました。


私は、2000年前後のレコードブームを経験しています。
あの頃はとにかく「レコード袋をもって町を歩くのがオシャレ」というくらいだったし、J-POPアーティストも当たり前のようにアナログ盤(リミックスとか)をリリースするのが日常でした。

それを思うと”レコードバブル”のピークはまだだと思うし、もしかしたら今ニュースに取り上げられた時点でピークかもしれません。
しかし、今後はCD音楽ソフト自体が減少していくのは確実なので、いっそのこと「レコードストアデイ」のように売る側も買う側もお金を消費して”一緒になって踊り続ける”ことで、アナログ盤市場が今までとは違うステージ辿り着けることに期待をしている次第です。


■関連エントリ
Tempting Soda Records: レコード袋に夢が詰まっていた時代 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2012/06/blog-post_23.html
Tempting Soda Records: アナログレコードでリリースされる新譜の役割 
http://tmp-soda.blogspot.jp/2012/11/blog-post_29.html


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