Passion Pit「Gossamer」:凛とした感覚のエレクトロポップ



Passion Pit / Gossamer (2012,LP)

「夏らしいアルバム」とひと言で片づけてしまうのは勿体ない。

デビューアルバムでいきなりブレイクしたPassion Pitなんですが、私はこの2ndで初めて体験。アナログ盤は、カラーヴァイナル仕様で2枚組。DLコードの変わりに、CDが入っています。


先行シングルの「I'll be alight」を聴いて即ノックダウン。クラブアンセム直行なアッパートラックで、ロック指向に振ったエレクトロタッチに感心しました。

フックの効いた4つ打ちで飛び跳ねたりする曲も良いけど、コーラスを入れてメロウなグルーヴを聴かせてくれる「On my way」の凛とした曲や、「Love is greed」の泣きメロが際立って良いです。

アルバム全体の根底にある「ポップさ」を土台にして、メリハリ効かせた曲が随所に織り込ませれているので、心が引き締まる気がします。





今週の人気エントリ

自宅にレコード棚を作るときに考えた事と、寸法についての雑談

「ネオアコ名盤50選」に掲載されたレコードの一覧

カラーヴァイナル特典はあまり嬉しくない…。

Moshi Moshi:伝説のインディポップ・コンピレーション

Cornershop「Brimful of asha」:ノーマン・クック先生の魔法が掛かった45rpm

7インチレコードって収納が難しい