私を通り過ぎた「渋谷系」への憧れ
fleetwood mac at kaai Photo by Talk Hard
「渋谷系ムーブメント」について語るエントリーではありません。
私の思い出話です。あしからず…。
”ギターポップ”よりも、”ネオアコ”よりも「渋谷系」という単語から聴き始めた若輩者です。リアルタイムで聴いていたわけではないのに、音楽ジャンルでのいわゆる「渋谷系」が好きです。
勝手にカテゴライズされたアーティスト達は、当時は一様に邪険に感じたそうですが。
しかし、私(達)後追い世代はそういったカテゴリーで括られていたおかげで、芋づる式に聴き漁ることが出来たのです。そのキャッチーな言葉の力に感謝しています。今でもです。
当時の空気を感じていたわけではないのに、今でも「渋谷系」周辺のアーティストを聴くだけで、何故か恥ずかしい思い出が蘇ります。
CDを買っては自分なりに時代を遡りながら、タワレコ行ったり、雑誌読んだり、ボーダー着たり…必死に追いかけていた”青春の風景”などを。
そんな洗礼を受けたおかげで、ネオアコ少年やオリーブ少女達への憧れは、たぶんこれからも消えることは無いだろうなと思っています。