「Prego!97 View master」プレーゴ97!トラットリアの名作オムニバス

V.A. / Prego!97 View master (1997,LP,Trattoria,menu.141)

多感な時期に小山田圭吾氏の主宰するトラットリアレーベル(Trattoria)に出会えたことは、今となっては幸運だったし、洋楽への垣根を取り払ってくれたという意味で貴重な土台にもなってるかな。

いわゆる"レーベル買い"をしたいんだけど金銭的にキツいので、「Prego!」コンピを買って心を満たしてました。当時トラットリアで買っていたのは、コーネリアスとかカジヒデキだけだったので…。



この「Prego!97」、当時の田舎者の自分にとっては超最先端の"渋谷系アーティスト"に触れることができる絶好盤で、しかも良い曲ばかり(割と初心者でも聴きやすい)。

まずは、Rocketship「I love you the way I used to do」
イントロのギターと、ループするオルガンのフレーズが素晴らしい。

つづいて、Seagull screaming kiss her kiss her「School lunch」
やたら長いバンド名が超クール。「オルタナってこういう感じなの?」と、雲をつかむ様な感じで聴いていた。

さらに、想い出波止場「Sugar Clip」
当時も今もよく理解できないけど(笑)、クセになるゆるいロック。

最後、Rah band「Clouds across the moon」
こんな名曲も収録されてるんですよ(当時は全く知らなかったけどね…)。


洋楽を全く聴いていなかったんですが、彼のレーベルに出会い自分のなかて間口が広がったのは大きかったですね。振り返って今聴いてみてもこのコンピは名作なのでは?

コメント

今週の人気エントリ

自宅にレコード棚を作るときに考えた事と、寸法についての雑談

「ネオアコ名盤50選」に掲載されたレコードの一覧

カラーヴァイナル特典はあまり嬉しくない…。

Moshi Moshi:伝説のインディポップ・コンピレーション

Cornershop「Brimful of asha」:ノーマン・クック先生の魔法が掛かった45rpm

7インチレコードって収納が難しい