Sixpence None the Richer:the La’sのカバーもこなした実力 派バンド
Sixpence None the Richer / S.T. (1999,LP, Squint Entertainment) 紅一点Leigh NashがVoをつとめる、USナッシュビルのバンドです。 3rdアルバムとなるこのセルフタイトルは、グラミー賞にもノミネートされ、ビルボードチャートでも1位を取り一躍スターダムに駆け上りました(その後は、セールス的に大変だったようですが…)。 ちなみに日本盤CDタイトルは「Kiss me」で、ジャケットはNash嬢のルックスを全面的に打ち出した仕上がりに。 当時のギターポップファンの間での一番のトピックは、なんと言っても 「There she goes」カバー! 先行のCDシングル「Kiss me」には、the La's「There she goes」のアコースティックカバーも収録されたのですが、あまりの美麗な仕上がりに「誰だこれ!?」と話題になりました。 その後「Kiss me」が商業的に大ヒットもありアナログ盤もプレスされ、7インチは500枚限定ともあって速攻でレア化 して一時は3800円のプライスを…。 また、2002年リリースの4thアルバム「Divine Discontent」では、Crowded Houseの「Don't dream it's Over」を軽やかに歌い上げており、彼らのカバーセンス優れた部分を改めて見せてくれるのです。