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4月, 2011の投稿を表示しています

本)Strawberry Dictionary / 渚十吾

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Strawberry Dictionary / Nagisa Jugo (1997) Photo by Tmp_Soda_Rec Strawberry Dictionary / 渚十吾 (1997) twitterにてオススメされていましたので読んでみました。 音楽、映画、文化、お店、地名など、”渚十吾フィルター”を通して綴られたエッセイ集。タイトル通りに辞書形式て「あ〜」インデックスが付き、四季でのターム構成となっています。 見開きページが、そのままファンジンなどに利用できそうなデザイン構成やコラージュの数々。少しばかりポエティックで心情的な文章に、穏やかな印象を持ちます。 適当に開いたページでも、どれか一つは自分の記憶にフックする単語やジャケットの数々に心躍る…そんな読んで楽しい辞書でした。 その内のひとつ、お気に入りのセンテンスをご紹介。 【ホ】ボサノヴァ Bossa Nova 君が17歳ならすごく憧れて、25歳ならすこし楽しめて、30歳以上になるとBGMにしてしまう音楽。 (Strawberry Dictionary / 渚十吾 より引用)

私を通り過ぎた「渋谷系」への憧れ

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fleetwood mac at kaai Photo by Talk Hard 「渋谷系ムーブメント」について語るエントリーではありません。 私の思い出話です。あしからず…。 ”ギターポップ”よりも、”ネオアコ”よりも「渋谷系」という単語から聴き始めた若輩者です。リアルタイムで聴いていたわけではないのに、音楽ジャンルでのいわゆる「渋谷系」が好きです。 勝手にカテゴライズされたアーティスト達は、当時は一様に邪険に感じたそうですが。 しかし、私(達)後追い世代はそういったカテゴリーで括られていたおかげで、芋づる式に聴き漁ることが出来たのです。そのキャッチーな言葉の力に感謝しています。今でもです。 当時の空気を感じていたわけではないのに、今でも「渋谷系」周辺のアーティストを聴くだけで、何故か恥ずかしい思い出が蘇ります。 CDを買っては自分なりに時代を遡りながら、タワレコ行ったり、雑誌読んだり、ボーダー着たり…必死に追いかけていた”青春の風景”などを。 そんな洗礼を受けたおかげで、ネオアコ少年やオリーブ少女達への憧れは、たぶんこれからも消えることは無いだろうなと思っています。

私の知らないAztec Cameraの風景

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Aztec Camera Photo by deadheaduk 好きだからこそ、当時とても真剣に収集していたもの…そのコレクションが人の目に、しかもリアルタイムに提示できる時代になってます。 そんな企画を @koiko_icon  さんが展開してくれています。 --- Twitter / koiko_iconさんのお気に入り Aztec Cameraマニアな画像付きツイートのアーカイブ http://twitter.com/koiko_icon/favorites --- 一連のアズテック・カメラファン垂涎のコレクタブルな一群に目を奪われます。と同時に、当時のファンの間では当たり前のものでも、知らない自分にとっては新鮮に映えるわけで。 --- 今ではTwitterやweb画像サービスなどで、ジャケット写真などを気軽に紹介できます。 見る側も直接、その持ち主の方へ声を掛けることができるので、お互いにレスポンス良くやり取りできるのが面白いです。 今後はwebサイトや紙媒体など、何かの形に再編集して一覧性を持たすことができれば、さらに有用な資料になりそうですね。 最後に、アーカイブの中から私のお気に入りの1枚の写真。 http://twitter.com/koiko_icon/status/58565410089476096 アルバム[High land , hard rain]、帯キャッチコピーの邦題が「君に捧げる青春の風景」と書いてあります。 初めて知りました。なんて素敵な帯タイトル!

James Iha「Let It Come Down」:春の日差しの中で揺らめく様なフォーキーサウンド

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James Iha / Let It Come Down (1998) 過去に手放した盤を、再度たぐり寄せるとこれまた名盤でした。 以前聴いていた時はそうでもなかった(失礼)ですが、久しぶりに聴いてみると名曲だらけで、エバーグリーンではないですか。このアルバムではプロデュースも自分で手掛け、FOWのアダムも参加していました。 この季節ぴったりな、春の日差しの中で揺らめく様なフォーキーでアコースティックなメロディ。軽くエフェクトの掛かったvoと、丁寧な仕事を感じるアレンジに惚れました。

Space Kelly 「 Eester Alles」:日本盤とドイツ盤の違い

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Space Kelly / JAP & GER , LPs Photo by Tmp_Soda_Rec Space Kelly / S.T.(2000) / Eester Alles(2000) 先の エントリー でも少し触れました、TFCメンバーも参加している、こちらも名曲揃いの1stアルバム。 日本においては、SYFT Recordsがディストリビュートした日本盤と、ドイツApricot Recordsがリリースしたものあります。 好きなアーティストなので日/独盤を両方とも購入してます…。左が日本盤(SYFT Recrods)、右がドイツ盤(Apricot Records)。ジャケは日本盤のほうが良いですね。 日本盤の方が曲数が多く、収録曲と曲順が若干違います。 GER song lists / Space Kelly Photo by Tmp_Soda_Rec JAP song lists / Space Kelly Photo by Tmp_Soda_Rec ドイツ盤ですが、マーブルカラーヴァイナル仕様で、ジャケにはナンバリングが入っています。 ”限定1000枚”という数字で、当時のこの手のシーンの勢いの良さが伺えます(通常は300〜500枚位でしたので)。 Limited vinyl / Space Kelly Photo by Tmp_Soda_Rec 久々に中をあけると、A4サイズポスター、ポストカード、歌詞&ライナーカードが入っています。 including items / Space Kelly Photo by Tmp_Soda_Rec 日本盤より豪華なことを、これを見るまで忘れていました。当時のApricotは太っ腹だったんだなと感慨深い気持ちになりました。 <関連エントリ> 直球ギターポップすぎて泣きそう:Space Kelly  http://tmp-soda.blogspot.com/2011/04/space-kelly.html

the Bathers 「Unusual places to die」: 少し男臭くて、しっとりとして

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the Bathers / Unusual places to die (1987) Photo by Tmp_Soda_Rec the Bathers / Unusual places to die (1987) Friends againのメンバーが演っていると聞いて、そっち方向な音を期待していました。勝手な想像でギターポップな音を期待していたので、購入当時は少しガッカリした記憶があります。 そんな淡い思い出を胸に改めて聴くと…少し男臭くて、しっとりとして大人びた印象が。道端にたたずむ男性、モノクロームのジャケに思いを馳せながら聴くとさらに気持ちが高ぶりました。

人のレコード棚を覗く時は、いつも笑みがこぼれてしまう

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神戸のレコガールこと combathoney さんのレコ棚&コレクションが、ご友人のBlogにて「取材」されていました。 --- ヨッシーんちに行きましたよ。パート1。 http://ameblo.jp/sonic-flower-grooooove/entry-10845442744.html --- Blogが公開されると、たちまちtwitter上にてに多く反応があり、みなさん「人のレコード棚」が好きなんだなと改めて思いました。 レコードファンにとってはごく普通の風景なのでしょうが、Blog文中でもある通り、一般の方が見みるとまさに”カオス”ですね。 「ここレコ屋?」「何故にこんなにレコードがあるのか?」「そもそも、一生のうちに聴くことが出来るのか?」と、香ばしい想像ばかりしてしまうことでしょう。 門外不出箱や、ハードケースに入れられたレコード群を想像するだけで、ムラムラしてしまう事かと。感慨深いです。 いちレコードファンとして、大変興味深く見させていただきました。 実際、近くにレコード愛好家が居ればいいのですが、現在ではなかなか見つけることが難いですし、また同じ様な趣味趣向のレコ棚を拝めることは皆無に近いのではないでしょうか。 でもこのような形でweb上にて、チラ見するだけでも大変楽しく、またそれを見ながらワイワイとコメントするのもまた楽しい集いとなりますね。

Tahiti80 「the Past,the Present & the Possible」開封の儀を執り行った、Tahiti 80の新譜は限定アナログ盤

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Tahiti80 / the Past,the Present & the Possible (2011) Photo by Tmp_Soda_Rec 新譜となります。CD+DVDは日本でも購入可能ですが、アナログはフランス本国Webサイトのみでの受付だそうで。(なんと限定50枚!)久しぶりに海外より直接購入したので、今回購入にいたるまでの、流れを紹介します。 1)2011/3/5: @kyu___ さんのtweetにて新譜の入手先を教えてもらう 2)2011/3/5:早速、専用webサイトで注文 3)2011/3/8:mp3音源ダウンロードサイトのURLが、e-mailにて到着→音源のみ先行入手できました 4)2011/3/30:現物発送の連絡、「工場から出荷した」とe-mailアナウンス有り 5)2011/4/7:現物のアナログが本国より到着 …現物より、音源が先に手に入った謎の流れでした。 このたびの震災の影響で、レコードが届くのはずっと後になるだろうと思っていたのですが、思いのほか早く(といっても忘れた頃ですが)届いたので安心しました。 さて、アナログの中身のほうですが(開封の儀)。 28/50 Limited Vinyl Photo by Tmp_Soda_Rec 外装の透明ビニールには、封印シールがあります…良く見てみると限定のシリアルナンバーがここに記載されています。私は28/50でした。 including cards Photo by Tmp_Soda_Rec ポストカード3枚と、ファンジン調にまとめられた写真集が同梱されています。二色刷りでとてもイイ感じ。 inner sleeve design Photo by Tmp_Soda_Rec 怖いイラストのインナースリーブは、ボール紙にコーティングがされてありとても綺麗な仕上がりに。 (補足)表ジャケでは”見開きジャケ”風イラストが描かれていますが、現物は見開きではありませんでした…。

ネコジャケ特集「ネコードのある部屋で」 #reco_sleebu まとめ

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Chill'n With Vinyl Photo by Good Spins とあるテーマを元に、自分の持っているレコジャケを見せ付け合いましょう。そんなtwitter企画 #reco_sleebu を、勝手にエントリとしてまとめてみました。(2011/4/19時点) 今回のお題は「ネコ」で! http://twitter.com/naomiFebruary/status/59985174502453248 人のジャケ見て、自分のレコ棚を掘り返して、音源に聴き入って、コメントして…レコードファンなら、何度も味わえる美味しい企画です。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ @naomiFebruary http://twitter.com/naomiFebruary/status/59985174502453248 http://twitter.com/naomiFebruary/statuses/60295818103619584 http://twitter.com/naomiFebruary/statuses/60456938441412608 http://twitter.com/naomiFebruary/statuses/60457480131588096 @feelin_groovies http://twitter.com/feelin_groovies/status/59992332904308736 http://twitter.com/feelin_groovies/status/60185037517225984 http://twitter.com/feelin_groovies/statuses/60357998752710656 @chanmarchan http://twitter.com/chanmarchan/status/59992690728779777 http://twitter.com/chanmarchan/statuses/60298773519286272 @LeCharmant_ http://twitter.c