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11月, 2018の投稿を表示しています

Puzzles Y Dragones「Vuelven Puzzles y Dragones」:キラメキ・スパニッシュ・ギターポップな1stアルバム

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Puzzles Y Dragones / Vuelven Puzzles y Dragones (2018,LP,Discos De Kirlian) Miguel Lopez Brenas(Vo,Gt.) ら3人組を中心とした、スペインのインディポップバンド。 総勢9名が参加して作製された1stフルアルバムは、近年優良バンドを多数輩出しているDiscos De Kirlian(ESP)よりリリース。 アナログ盤は180g仕様、インサート歌詞カード、DLコード付き、限定150枚です。 [LP] PUZZLES Y DRAGONES/VUELVEN PUZZLES Y DRAGON - RECORD SHOP ANDY http://recordshop-andy.com/?pid=134199950 ギターの音色が心地よい、ほのぼのギターポップ「La chica del pelo gris」、きらめきアルペジオの「La huida de Víctor」。スペイン系バンドでは珍しい、ドリームポップ系イントロが哀愁を誘う「Memorias, sueños y predicciones」など、小粒揃いの優良アルバム。 同郷スペインの Me Enveneno De Azules (00’s,Elefant Records)や、 Happy Losers (90’s,Rock India)あたりを聴いた人ならピンとくるキラメキ・ギターポップが詰まってますね。 DK57 Vuelven Puzzles y Dragones by Puzzles y Dragones DK57 Vuelven Puzzles y Dragones | discosdekirlian - bandcamp https://discosdekirlian.bandcamp.com/album/dk57-vuelven-puzzles-y-dragones Puzzles y Dragones - Discos y Libros DE KIRLIAN  https://discosdekirlian.com/puzzles-y-dragones/

Dylan Mondegreen「A Place In The Sun」:北欧アコースティック・ポップ、穏やかでマイルドな5thアルバム

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Dylan Mondegreen / A Place In The Sun (2018,LP,Fastcut Records) オスロ在住(NOR)のSSW、Børge Sildnesによるプロジェクトの5thアルバム。 4th「Every Little Step」(2016)から2年と、彼にしては短いタームでのリリースです。 アナログ盤は300枚限定で、内150枚が日本国内での流通分。ホワイト・ヴァイナル仕様で、歌詞インサート、DLコード付きです。 DYLAN MONDEGREEN / A PLACE IN THE SUN (LP) - Fastcut Records http://fastcutrecords.com/?pid=136770103 ちなみに今回はCDのリリースは200枚のみで、昨今の流れからかアナログ盤とデジタル配信でのリリースがメインですね。しかもCDは「プロモ仕様」のようで、販売用で作製してる感じはないです。 彼については、1stの「 While I Walk You Home 」(2007)から、10年以上追いかけているんですが、アルバムを重ねるごとにマイルドになっていますよね。 リードトラック「A Place In The Sun」のオーケストラ・ポップでは、ストリングスとアコースティックギターを調和させるそのメロディに、最近の彼の輝きを感じます。 サビでの瑞々しさと女性コーラスがたまらない「Architect」、1stで魅せられた哀愁メロディとコーラスが最高な「Sunless Summer」など、今作も穏やかな時間が流れていきます。 近年、決して派手な枚数を売り上げては無いですが、根強い日本のファンに半分は支えられながらも、セルフリリースのように細ぼそと活動しており、これからも追かけていきたいアーティストの一人です。 A Place In The Sun by Dylan Mondegreen A Place In The Sun | Dylan Mondegreen - bandcamp https://dylanmondegreen.com/album/a-place-in-the-sun Dylan Mondegreen - Facebook https://www.

[FST160]V.A.「The Sound of Leamington Spa Vol.9」:お馴染みカルト・ネオアコ・コンピ、レミスパ・シリーズの有意義さ

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V.A. / The Sound of Leamington Spa Volume 9 (2018,2LP,Firestation Records,FST160) 通称”レミスパ”。 Firestation Records(以下、FST)恒例、レトロスペクティブ・コンピのシリーズ第9弾。 CDとアナログ盤でリリース。アナログ盤は2枚組み、見開き仕様で300枚限定。 シングル数枚を残して消えたバンド、カルトな人気を誇るバンド、まったく日の目を見ていないバンド…など、FSTレーベルオーナーUweが精力的に発掘し、音源化に毎回尽力を尽くしています。 FSTファンとして興味深いのは、この2018年にVol.8(FST155)、Vol.9と続けてリリースされたこと。レミスパ・シリーズの過去を振りかえると、同年リリースは2003年以来なんですよね。 [FST008] Volume 1 (LP/CD,2000)   [FST040] Volume 2 (LP/CD,2002) [FST050] Volume 3 ‎(CD,2003)   [FST060] Volume 4 ‎(CD,2003)   [FST065] Volume 5 ‎(CD,2005)   [FST075] Volume 6 ‎(CD,2009) [FST100] Volume 7 (CD,2013,inc.[V.A./Still Mad At Me?]) [FST155] Volume 8 ‎(LP/CD,2018) [FST160] Volume 9 ‎(LP/CD,2018) [FST] Firestation Recordsコンプリートへの道 (4) The Sound Of Leamington Spaシリーズ  https://tmp-soda.blogspot.com/2018/01/fst-firestation-records-4-sound-of.html この短期間でのリリースは、推測ですがレーベルオーナーUweがレア音源発掘時にFacebookを中心に情報提供を呼びかけていることはもちろん、SNSを中心とした人力検索、Youtubeでの過去音源など、以前より情報が集まりやすく、繋がりやすくなったことも関係あるのでは思っています。

The Last Detail「S.T.」:bandcamp

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The Last Detail / S.T. (2018) Mehdi Zannad(Fugu)、Erin Moran(A Girl Called Eddy)の男女ユニット。 Tahiti80のメンバーも参加した、デビューアルバムはElefant Records(ESP)よりリリース。 この秋〜冬がよく似合うフォーキー・ポップ。 The Last Detail by THE LAST DETAIL The Last Detail | Elefant Records - bandcamp https://elefantrecords.bandcamp.com/album/the-last-detail

[FST162]Candy Opera「Rarities」:前作が人気盤の80’sリヴァプール・ネオアコ、2010年新録を収録して続編をリリース

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Candy Opera / Rarities (2018,LP,Firestation Records,FST162) リヴァプール(UK)で80年代に活動していた4人組バンド。 無名にもかかわらず、前作のレトロスペクティブ盤「45 Revolutions Per Minutes」(2018,FST154)が、かなり話題となったようで早くも次作が登場! CDとアナログ盤でリリースされ、アナログ盤は300枚限定。 今作は、やや変則的な収録内容で、  A1〜A5:2010年の新録  B1〜B3:90年の発掘音源  B4〜B6:前作収録曲のデモVer となっているようです。 前作で魅了させられた、Prefab Sprout〜Atec Cameraのようなメジャー感のあるネオアコチューンはもちろん、ブリット・ポップ的なアプローチの曲もあったりして、ますます彼らを気に入りました。前作もっている人も「買い」です。 即Sold Outだった前作のアナログ盤(FST154) 余談ですが。 2018年8月に開催されたライブでの「What A Way To Travel」(今作にも収録曲)映像があるんですが、ライブ版だと、よりライト・ソウルなテイストが感じられて良いですね。 80年代当時、GO Discs!からのオファーや、Go-Betweensなどとライブを重ねていただけあって、さすがに”場慣れ”してる感もあります。 Candy Opera(@CandyOpera1) - Twitter  https://twitter.com/candyopera1 Candy Opera - Firestation Records http://www.firestation-records.de/CAT/fst162-candyopera-rarities.html