the Pains Of Being Pure At Heart「The Echo Of Pleasure」哀愁のギターフレーズ響く4thアルバム
the Pains Of Being Pure At Heart / The Echo Of Pleasure (LP,2017,Painbow Records) USのシューゲイザー・インディ・バンド、2017年リリースのニューアルバムです。 今作が4thアルバムで、過去のリリース・ペースは以下の通り。 2008年:[The Pains Of Being Pure At Heart],Slumberland Records 2011年:[Belong], Slumberland Records 2014年:[Days Of Abandon],Yebo Music 2017年:[The Echo Of Pleasure],Painbow Records ジャケットのデザインが素晴らしい1stアルバム コンスタントにリリースを続け、順調のように見えるのですが…これら期間にメンバーの脱退もあり、現在ではKip Bermanの個人バンドとなっています。ツアーではサポートメンバーと一緒に活動するのですが、初期からのファンとしては少々寂しい感じもしますよね。 アナログ盤は歌詞付きインナースリーブ仕様。 盤色は2種類あり、Web限定注文のゴールド仕様が500枚、通常盤が1500枚プレスです(ゴールドの方は即ソールドアウトでした)。 アルバム先行視聴曲「Anymore」、アグレッシブなドラムパターンに、哀愁的なメロディとギターフレーズ。 1stの瑞々しさの延長がここにある、という感慨にふけってしまう名曲です。 Jen Goma(A Sunny Day in Glasgow)がVo.で参加した、伸びやかでダンサブルな「So True」はインディ・アンセムになる可能性を秘めた良作。クラブ映えします。 甘メロなインディ・ロック路線の「Falling Apart So Slow」も捨て難い。 このあと2018年には世界ツアーも控えていますが、その後、果たして「the Pains Of Being Pure At Heart」プロジェクトは続き、次回5thアルバムを聴かせてくれるのでしょうか…。 The Pains of Being Pure at Heart - Official http: