スマホ浸透、Youtubeを「購買行動の代替」と捉えるか、「購入機会」と感じるか


iPhone DJ
iPhone DJ / Cristiano Betta


一部のガジェット・IT好きを超えて、一般層までスマートフォンが浸透してきました。

最近では、新規で買いに行ったら「スマホしか置いていなくて、買換え手続きをしようとすると、3~4時間かかって死んだ」、売る人買う人ご苦労様です的な話を、私は周りからもよく伺います。

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デジタル・トゥデイ(Digital Today)
スマホ保有層、「音楽購入の代わりに無料動画サイトで視聴する傾向」、日本レコード協会調査
http://dt.business.nifty.com/articles/12396.html

[引用]新たに知った楽曲について購入に至らなかった人に、その理由を尋ねたところ、スマートフォン保有層では「購入しなくても(YouTubeなどを使って)好きな時に聴取できたため」という回答が40%で、携帯・PHS保有層の29%より多かった。
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ホーム画面にデフォルトで、「Youtube」アプリアイコンがあれば、ライトリスナーはダウンロード購入したり、PCからリッピングしてまで音源を取り込まないと思います。


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[引用]しかし日本レコード協会はなお、スマートフォン保有層では「YouTube(ユーチューブ)」をはじめ動画共有サイトなどを視聴することで購買行動を代替している傾向が特に強いと指摘する。
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当然侵食している部分は想像できますが。
便利な分、聴く機会は増えたけれど、購入してまでは聴かなくていいかな、みたいな。

ただ、私はPVがフル視聴できる広告効果のおかげで、レコードやCDを買ってみようかなと思う層です。

前述の「購買行動を代替」ではなく、「購買行動を促進」と思いたいのですが。
twitterなどで音楽好きの情報に呼ばれて、そういう風に購入機会としてとらえるのは、今の時代、一部の好事家にとどまるのでしょうね…。

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